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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
やたら張り切っている私をセルジュは目を開いてジッと見て
「Intéressant…」
なにやら英語みたいな言葉を呟いた。
「ホ、ホワット?」
「クッ…あははははぁ〜!コトミ面白いね〜!」
頑張って英語で返してみたのに、セルジュは弾けた様に爆笑する。
「だって…英語得意じゃないもん」
涙目で笑うセルジュに、ちょっと拗ねて唇を尖らせてしまう。
あぁ、でも今時国際的な世の中だから、生徒で英語を使う人もいるのかもしれない。
そう思うと今日のレッスンは国際派女性教師への修行なんだわ!
などと、勝手にハードルを上げていると…
パシンッ!
ハナブサの扇子が再び、甲高く鳴った。
「セルジュ、レッスンではフランス語は控える様にして下さい」
「は〜い!了解致しました」
冷静と言うより冷ややかな声で忠告をしてきたハナブサに、セルジュは少し戯けた感じで、はっきりとした日本語で返す。
またしても微妙な空気が流れそうになったが、私は間近で見るフランス人が凄く新鮮だった。
「えぇ〜!フランス語だったんですか!じゃぁセルジュさんはフランス人?」
「はい、フランスと日本のハーフなんです。でも日本語はバリバリだから大丈夫ですよ〜!」
興味を示す私にセルジュは、フレンドリーに自己紹介してくれた。
「Intéressant…」
なにやら英語みたいな言葉を呟いた。
「ホ、ホワット?」
「クッ…あははははぁ〜!コトミ面白いね〜!」
頑張って英語で返してみたのに、セルジュは弾けた様に爆笑する。
「だって…英語得意じゃないもん」
涙目で笑うセルジュに、ちょっと拗ねて唇を尖らせてしまう。
あぁ、でも今時国際的な世の中だから、生徒で英語を使う人もいるのかもしれない。
そう思うと今日のレッスンは国際派女性教師への修行なんだわ!
などと、勝手にハードルを上げていると…
パシンッ!
ハナブサの扇子が再び、甲高く鳴った。
「セルジュ、レッスンではフランス語は控える様にして下さい」
「は〜い!了解致しました」
冷静と言うより冷ややかな声で忠告をしてきたハナブサに、セルジュは少し戯けた感じで、はっきりとした日本語で返す。
またしても微妙な空気が流れそうになったが、私は間近で見るフランス人が凄く新鮮だった。
「えぇ〜!フランス語だったんですか!じゃぁセルジュさんはフランス人?」
「はい、フランスと日本のハーフなんです。でも日本語はバリバリだから大丈夫ですよ〜!」
興味を示す私にセルジュは、フレンドリーに自己紹介してくれた。