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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
「ウィ〜!スキンシップ、良いですね〜!それに指はとてもエロティックでぇす」

セルジュは人差し指を立てて口元に当て、目を細めて妖艶に微笑む。

綺麗な顔で色っぽい表情されると、物凄くエロく見える。

今日は教養だったけど、実際セルジュが実技レッスン担当になったら、ちょっと凄そう…。

想像を絶しそうなので、出来たら卒業までに当たらないで欲しいと思ってしまった。

そんなことを考えつつ、指の話を続けていく。

「エロティックって、指でどんな感じに思うの?」

「ウィ〜!先ず指は舐めてあげると良いですね〜。女性の舌の感触も感じられるし、視覚的にもとても色っぽいです」

セルジュの言葉に想像をしてみると、確かにエロティックだけど、私がしても色っぽく見えるのだろうか?

そう言えばスタンダードの本番レッスンじゃない時、ハヤトに指をしゃぶらせられたっけ。

思い出すと、あのレッスンは辛かったなぁ…
と、しみじみ振り返りそうになった。

「ンン?コトミ〜切ない顔になってますが、どうかしましたか?」

「あっ!ちょっと指を舐めている所をイメージしてみたの!はははぁ〜!」

またしてもセルジュに突っ込まれて、慌ててしまう。

本当に良く見ている。

「オオ!イメージトレーニングですか!では僕の指で実際…」

私の言葉を真に受けたのかスーツの袖を捲ろうとするセルジュに、嫌な予感が走った。

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