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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
うわぁぁぁ〜!
怖いよ〜!

女同士もそうだけど、美形の男同士の睨み合いも迫力が凄まじい。

それにしても明らかにセルジュがハナブサ…
もしくは四天王を敵視しているのが分かる。

ヤナセも警戒していた理由が何となく分かってきた。

セルジュと四天王の間に何があったのかしら?
気になるけど…聞けないよね。

そんなことを考えながら、ぼんやりココアを口に含むと

「熱っ!」

フウフウし忘れて、流れ込んできたココアにピリッと舌に痛みが走った。

「琴海さんっ!」
「コトミッ!」

「熱い〜、火傷しちゃったぁ〜」

セルジュに言われたのに、馬鹿だなぁ私。

一旦カップを机に置こうとすると、隣に座っていたセルジュが素早くカップを手から取り上げ机に戻す。

「コトミ〜大丈夫ですかぁ?」

「うん、大丈夫…あひゃ!」

話している途中でセルジュは両手で私の頬を挟み、親指で口を押し広げられた。

「フェ、フェルフ〜?」

「オォォ…舌が赤くなって痛そうです…これは僕が消毒してあげましょう」

「ほへ?ひょうひょふ?」

セルジュは宝石のような瞳を伏せ、顔を傾けて唇を寄せてきた。

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