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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
段々と掛け合いみたいになってきている。
でもこれが最初で最後のセルジュから受ける講義かもしれないから、どうせなら楽しい方が良いだろう。
セルジュのテンションが上がるにつれて、背後のハナブサの扇子の音も増えてはきているんだけどね…。
「次は…」
「オオ〜ドマ〜ジュ!コトミ〜残念ですが時間も限られてきたので僕が決めても良いですかぁ?」
お題を選ぼうとスクリーンを見たら、セルジュは眉を寄せ、申し訳なさそうに首を振る。
「うん、セルジュが決めても貰って全然構わないわ」
興味を持てるように進めてきてくれたのは、凄く楽しかった。
時間配分もあるだろうから、あとはセルジュにお任せだ。
「メルシィ〜!では次は…『アリさんの門渡り』でぇす!」
パチパチパチパチッ!
お題を言った途端セルジュが拍手をするから、私も釣られて拍手をしようとした時だったーーーー
パッスゥ〜イン!
「ひゃっ!」
拍手に負けないくらいの弾けた音が、後ろから鳴った。
休憩あとは順調にきていたので、久々のハナブサの扇子にビクッと身体が跳ねそうになる。
「セルジュ…貴方の必要以上の動作や発言が時間を減らしているのです。もっとスマートに進めて下さい」
パッシン!
ハナブサはザックリ切り捨てるようにセルジュに言い放つと、勢い良く扇子を閉じる音を響かせた。
でもこれが最初で最後のセルジュから受ける講義かもしれないから、どうせなら楽しい方が良いだろう。
セルジュのテンションが上がるにつれて、背後のハナブサの扇子の音も増えてはきているんだけどね…。
「次は…」
「オオ〜ドマ〜ジュ!コトミ〜残念ですが時間も限られてきたので僕が決めても良いですかぁ?」
お題を選ぼうとスクリーンを見たら、セルジュは眉を寄せ、申し訳なさそうに首を振る。
「うん、セルジュが決めても貰って全然構わないわ」
興味を持てるように進めてきてくれたのは、凄く楽しかった。
時間配分もあるだろうから、あとはセルジュにお任せだ。
「メルシィ〜!では次は…『アリさんの門渡り』でぇす!」
パチパチパチパチッ!
お題を言った途端セルジュが拍手をするから、私も釣られて拍手をしようとした時だったーーーー
パッスゥ〜イン!
「ひゃっ!」
拍手に負けないくらいの弾けた音が、後ろから鳴った。
休憩あとは順調にきていたので、久々のハナブサの扇子にビクッと身体が跳ねそうになる。
「セルジュ…貴方の必要以上の動作や発言が時間を減らしているのです。もっとスマートに進めて下さい」
パッシン!
ハナブサはザックリ切り捨てるようにセルジュに言い放つと、勢い良く扇子を閉じる音を響かせた。