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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
「ノォォォ〜ン!鐘が鳴ってしまたぁぁぁぁ〜!」
途端セルジュは扇子を放り投げて、両手で髪を鷲掴みにして教卓にうつ伏せた。
「あぁ〜」
放り投げられた扇子は、私の頭上に飛んでくる。
パシンッ!
キャッチしようと手を伸ばしたが、その前にハナブサが指の間に挟み込み、クルッと一回転させてスーツの内ポケットにしまう。
まるで操っているかのような扇子捌き見事過ぎて、見惚れてしまった。
「す、凄い…」
感動している私にハナブサは小さく笑みを浮かべ、スーツの襟を整えるとセルジュの方に向き直る。
「もう一通り説明はしたからこれ以上は何も言うことはないでしょう。このまま終わりにします」
セルジュに告げるとハナブサは、私を促して教室を出ようとしが――――
「コトミ…いいの?」
セルジュは低めの声で、呼びかけてきた。
「セルジュ…」
気になって振り向くと、ブルーアイを切なげに揺らめかせジッと見詰めてくる。
「ここで終わって…後悔しない?」
「こ、後悔?いっぱいお話聞けたし、多分…大丈夫よ」
「本当に?きっと後悔して…僕のことが頭から離れなくなると思うよ」
「セルジュのことを…」
ドックン…
意味深な言葉に、妙な緊張感が胸に走った。
「僕のビューティフルペニスを拝んでおかなかったことを…」
そう言ったセルジュは小指を立てた手を顎に当て、薔薇でもしょっているかのようにポーズをキメる。
「え…ビューティフル…ペ…」
ヒュゥン!
全開のセルジュの社会の窓に再び扇子が飛んだことは――――
言うまでもない……。
途端セルジュは扇子を放り投げて、両手で髪を鷲掴みにして教卓にうつ伏せた。
「あぁ〜」
放り投げられた扇子は、私の頭上に飛んでくる。
パシンッ!
キャッチしようと手を伸ばしたが、その前にハナブサが指の間に挟み込み、クルッと一回転させてスーツの内ポケットにしまう。
まるで操っているかのような扇子捌き見事過ぎて、見惚れてしまった。
「す、凄い…」
感動している私にハナブサは小さく笑みを浮かべ、スーツの襟を整えるとセルジュの方に向き直る。
「もう一通り説明はしたからこれ以上は何も言うことはないでしょう。このまま終わりにします」
セルジュに告げるとハナブサは、私を促して教室を出ようとしが――――
「コトミ…いいの?」
セルジュは低めの声で、呼びかけてきた。
「セルジュ…」
気になって振り向くと、ブルーアイを切なげに揺らめかせジッと見詰めてくる。
「ここで終わって…後悔しない?」
「こ、後悔?いっぱいお話聞けたし、多分…大丈夫よ」
「本当に?きっと後悔して…僕のことが頭から離れなくなると思うよ」
「セルジュのことを…」
ドックン…
意味深な言葉に、妙な緊張感が胸に走った。
「僕のビューティフルペニスを拝んでおかなかったことを…」
そう言ったセルジュは小指を立てた手を顎に当て、薔薇でもしょっているかのようにポーズをキメる。
「え…ビューティフル…ペ…」
ヒュゥン!
全開のセルジュの社会の窓に再び扇子が飛んだことは――――
言うまでもない……。