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ラブカルチャースクール 2
第39章 M Lesson 教養X
減っていく数字を見上げながら、さっきのヤナセの言葉を頭の中で反芻する。
『全身全霊でお守り致しますので…』
今までも危機的状況を助けてくれたのは、いつもヤナセだった。
私が講師になるのを全面的に応援してくれているのも凄く分かっている。
だけど敢えてあんな風に言われるほど、ヤナセたちとセルジュの間に何があるんだろう?
セイジとハヤトも少し落ち着いてきた矢先に、抗争メンバーがレベルアップしてまた現れるとは思わなかった。
チーン!
エレベーターがエントランスに到着し、ドアが開いた瞬間ーーーー
ヤナセの行動の意味を…
本能的に察した。
「ハァイ!コトミ〜今日はお疲れサマァ〜!」
エントランスの入り口に、ヤナセが懸念した相手が立っていた。
ドックゥン!
一気に緊張感が身体に走る。
「セルジュ…どうしてここにいるの?」
「ンン〜?コンビニに行ってましたぁ〜!」
そう言ってセルジュは屈託なく笑って、コンビニの袋を私に見せてきた。
「あぁ…コンビニにいってたのね…」
たまたま遭遇したことに内心ホッとしそうになったけど、ここは油断大敵にしておこうと若干身構える。
「今日は楽しいレッスンを有難うございました」
セルジュに軽く会釈して、早足で外で待っているタクシーに向かおうとしたらーーーー
『全身全霊でお守り致しますので…』
今までも危機的状況を助けてくれたのは、いつもヤナセだった。
私が講師になるのを全面的に応援してくれているのも凄く分かっている。
だけど敢えてあんな風に言われるほど、ヤナセたちとセルジュの間に何があるんだろう?
セイジとハヤトも少し落ち着いてきた矢先に、抗争メンバーがレベルアップしてまた現れるとは思わなかった。
チーン!
エレベーターがエントランスに到着し、ドアが開いた瞬間ーーーー
ヤナセの行動の意味を…
本能的に察した。
「ハァイ!コトミ〜今日はお疲れサマァ〜!」
エントランスの入り口に、ヤナセが懸念した相手が立っていた。
ドックゥン!
一気に緊張感が身体に走る。
「セルジュ…どうしてここにいるの?」
「ンン〜?コンビニに行ってましたぁ〜!」
そう言ってセルジュは屈託なく笑って、コンビニの袋を私に見せてきた。
「あぁ…コンビニにいってたのね…」
たまたま遭遇したことに内心ホッとしそうになったけど、ここは油断大敵にしておこうと若干身構える。
「今日は楽しいレッスンを有難うございました」
セルジュに軽く会釈して、早足で外で待っているタクシーに向かおうとしたらーーーー