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ラブカルチャースクール 2
第40章 M Lesson 15回目
「レッスンが始まるから…落ち着かないと…」
数回深呼吸してから、ソファーに移動した。
「今日…誰だろう?」
気を取り直して、レッスの担当講師を予測し始める。
前回の実技の時はハヤトだったからか、ヤナセも心配そうにしていたけど、今日は警戒している感じでもなかった。
そう思うとセルジュの可能性は薄いかもしれない。
「あと2回か…」
今日の実技レッスンが終わると、次は『ラストレッスン』になる。
いよいよここまできたとんだと思うと、凄く嬉しいと思うと共に、生徒でいられる時間があと少しなことが寂しくも思えてきた。
「思いのほか、早かったなぁ…」
スタンダードの時からセイジに会いたい一心で、ハイピッチでレッスンを受けてきた。
そんな中でもラブカルに通ったことで、漫然と生きてきた人生に初めて自分で進みたい道を見つけられた。
旦那には悪いことをしてしまったけど…
その分立派な講師となって、同じ思いをしている女性を支える手伝いをしていきたい。
セイジにもたくさん辛い思いをさせてしまった…。
「役に立てるかなぁ…私…」
貴方の側で少しでも、役に立てることがあるなら…
これから受けるどんな辛いことも、絶対に乗り越えてみせるから…。
「笑って…くれるかな…」
セイジが笑ってくれるなら…
私もきっと――――
笑顔でいられる。
数回深呼吸してから、ソファーに移動した。
「今日…誰だろう?」
気を取り直して、レッスの担当講師を予測し始める。
前回の実技の時はハヤトだったからか、ヤナセも心配そうにしていたけど、今日は警戒している感じでもなかった。
そう思うとセルジュの可能性は薄いかもしれない。
「あと2回か…」
今日の実技レッスンが終わると、次は『ラストレッスン』になる。
いよいよここまできたとんだと思うと、凄く嬉しいと思うと共に、生徒でいられる時間があと少しなことが寂しくも思えてきた。
「思いのほか、早かったなぁ…」
スタンダードの時からセイジに会いたい一心で、ハイピッチでレッスンを受けてきた。
そんな中でもラブカルに通ったことで、漫然と生きてきた人生に初めて自分で進みたい道を見つけられた。
旦那には悪いことをしてしまったけど…
その分立派な講師となって、同じ思いをしている女性を支える手伝いをしていきたい。
セイジにもたくさん辛い思いをさせてしまった…。
「役に立てるかなぁ…私…」
貴方の側で少しでも、役に立てることがあるなら…
これから受けるどんな辛いことも、絶対に乗り越えてみせるから…。
「笑って…くれるかな…」
セイジが笑ってくれるなら…
私もきっと――――
笑顔でいられる。