この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第40章 M Lesson 15回目
「レッスンが始まるから…落ち着かないと…」

数回深呼吸してから、ソファーに移動した。

「今日…誰だろう?」

気を取り直して、レッスの担当講師を予測し始める。

前回の実技の時はハヤトだったからか、ヤナセも心配そうにしていたけど、今日は警戒している感じでもなかった。

そう思うとセルジュの可能性は薄いかもしれない。

「あと2回か…」

今日の実技レッスンが終わると、次は『ラストレッスン』になる。

いよいよここまできたとんだと思うと、凄く嬉しいと思うと共に、生徒でいられる時間があと少しなことが寂しくも思えてきた。

「思いのほか、早かったなぁ…」

スタンダードの時からセイジに会いたい一心で、ハイピッチでレッスンを受けてきた。

そんな中でもラブカルに通ったことで、漫然と生きてきた人生に初めて自分で進みたい道を見つけられた。

旦那には悪いことをしてしまったけど…
その分立派な講師となって、同じ思いをしている女性を支える手伝いをしていきたい。

セイジにもたくさん辛い思いをさせてしまった…。

「役に立てるかなぁ…私…」

貴方の側で少しでも、役に立てることがあるなら…

これから受けるどんな辛いことも、絶対に乗り越えてみせるから…。

「笑って…くれるかな…」

セイジが笑ってくれるなら…

私もきっと――――


笑顔でいられる。

/2183ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ