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ラブカルチャースクール 2
第40章 M Lesson 15回目
きっと姉さんには、チワワと戯れるノリなのかもしれない。
「あぁ〜!楽しいわぁ〜」
一頻り振り回して満足したホズミは、ようやく床に足を下ろしてくれたけど――――
「わっ!わわっ!」
遠心力の余韻でバランスを感覚が上手く取れず、足が覚束ない。
「あららぁ〜!ごめんなさぁい」
フラフラしている私を見兼ねてホズミは、一旦離しかけた腕を再び私の背中に回してきた。
「ちょっと調子に乗っちゃたわよね〜」
胸の中に優しく抱き込み背中をゆっくりと摩り出す。
眩暈が落ち着くまで、しばらく抱き締めてくれていた。
トックン…トックン…
頬と耳がホズミの胸に当たって、筋肉の硬さと熱さが伝わってくる。
スーツ越しに聞こえてくる心音は凄く穏やかで、気持ちが落ち着く。
ホズミがいつも付けている香水の甘い香りが鼻腔を衝いて、夢心地な気分になってくる。
「ふふ…姉さんいい香り…」
「そう?」
胸に寄り掛かりながらうっとりと呟くと、一言だけ返してきたホズミの低い声は男っぽくて…
セクシー…。
一分くらい経った頃――――
ホズミは腕を解き、私の手を握る。
「チワワちゃん、大丈夫かしら?このままゆっくり歩いてソファーに座りましょうね〜」
私を支えてくれながら微笑みかけてくるホズミは、いつものお姉にモードになっていた。
「あぁ〜!楽しいわぁ〜」
一頻り振り回して満足したホズミは、ようやく床に足を下ろしてくれたけど――――
「わっ!わわっ!」
遠心力の余韻でバランスを感覚が上手く取れず、足が覚束ない。
「あららぁ〜!ごめんなさぁい」
フラフラしている私を見兼ねてホズミは、一旦離しかけた腕を再び私の背中に回してきた。
「ちょっと調子に乗っちゃたわよね〜」
胸の中に優しく抱き込み背中をゆっくりと摩り出す。
眩暈が落ち着くまで、しばらく抱き締めてくれていた。
トックン…トックン…
頬と耳がホズミの胸に当たって、筋肉の硬さと熱さが伝わってくる。
スーツ越しに聞こえてくる心音は凄く穏やかで、気持ちが落ち着く。
ホズミがいつも付けている香水の甘い香りが鼻腔を衝いて、夢心地な気分になってくる。
「ふふ…姉さんいい香り…」
「そう?」
胸に寄り掛かりながらうっとりと呟くと、一言だけ返してきたホズミの低い声は男っぽくて…
セクシー…。
一分くらい経った頃――――
ホズミは腕を解き、私の手を握る。
「チワワちゃん、大丈夫かしら?このままゆっくり歩いてソファーに座りましょうね〜」
私を支えてくれながら微笑みかけてくるホズミは、いつものお姉にモードになっていた。