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ラブカルチャースクール 2
第40章 M Lesson 15回目
「先ずは無難に『こたつ隠れ』からしましょうか」

「こたつって…こたつシリーズですか?」

48手で『こたつ』と名の付く体位がいくつかある。

「そうよ〜。こたつの中でも出来る体位が『こたつシリーズ』よ〜。良く考えたものよね」

ホズミは感心しながらもタブレットをベッドの端に押しやり、私の耳に唇を這わせ始めた。

「ひゃ…」

流石です、姉さん!
身体もスマートなら、行動もスマートだ!

「今日はチワワちゃんと最後のレッスンかもしれないから、いつも以上に気持ち良くなりましょうね〜」

耳元でそう囁きながらホズミは、軟骨から耳たぶへと舌先でなぞり上げていく。

「あっ…いつも…より?」

「うふふ…そうよ〜」

「でも…課題…あぁっ」

舌先で器用に耳の中のシワも丹念になぞられて、くすぐったくてゾクゾクしてくる。

舐められる度に小刻みに震える身体にホズミの長い腕と脚が背中から絡まってきて、まるで太い紐に縛られているみたいだ。

「課題ぃ〜?取り敢えず三つやっとけば良いだけのことよ〜」

「あっ…取り敢えずって…ひゃっ!」

爆弾発言的なことを言いながらも、長い指先が顎の下を優しく撫でる。

思えばホズミは最初から講師っぽくない発言ばかりだった。

超越した四天王の中で一番人間臭いことを言ってくれて、親しみやすかった。

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