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第40章 Ｍ Lesson 15回目

「じゃぁ〜このまま『撞木反り』しちゃいまぁ〜す！」

「はい！え…きゃぁぁぁ〜！」

ホズミは私の抱き締めたまま、仰向けで倒れた。

一瞬だけ無重力感が襲ってきて、身体が浮いた感覚になる。

バッフゥ〜ン！

勢い良く仰向けになって、マットの間にホズミをサンドイッチした状態になった。

「姉さん…大丈夫ですか？」

「う、う〜ん…なんとかぁ〜」

自分で倒しといて、どこかぶつけたっぽい…。

背中にホズミの熱を感じながら、視界に入ってくるレッスン室の風景を仰ぎ見る。

仰向けのまま両手と両足をマットに付けると、ホズミを覆う形になった。

ホズミは下から私を身体を支えるのに脇を掴んで持ち上げて、背中に向かって『撞木反り』の説明を始める。

「『撞木反り』はねぇ〜騎乗位一種なの〜」

「はいっ！」

「ちなみに『鐘木』は鐘とかをならす時に使う丁字形の棒のことよ〜」

「へぇ〜だから女子が丁字ぽくなるんだね〜」

言葉の意味が解ると、ヘンテコな体勢の理由もちょっと理解が深まる。

「チワワちゃん因みにこの『撞木反り』結構女の子が体力必要になるのよ〜疲れたら遠慮なく休んでね〜」

「あっはい！分かりました」

確かに動いていない今の時点でもかなり腕と脚にキテいる。

だけど姉さんはずっと挿入しっぱなしなのだ…
出来るだけ負担を掛けさせないようにしたかった。