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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
ドックンッ!ドックンッ!ドックンッ!!
『レッスンを楽しんで参りましょう…』
とは言われたものの…
身体は言うことは聞いてはくれず、時限爆弾みたいに、今にも爆発しそうな勢いで脈拍が早っていく。
「はぁぁぁぁ〜。どうしようぅぅ〜」
酸欠にでもなりそうで少し息苦しくなって、さっきから控え室に入ってから何回も深呼吸してしまう。
汗ばみ始める手のひらを合わせて、甲に爪が食い込みそうになるくらい握り締める。
「誰だろ…今日…」
この際誰でもいいから早く来て欲しい。
一人で待っているこの時間が、物凄く緊張感を高める。
まだ来ないかと立ち上がってドアに耳を当ててみたりしてしまう。
「まだかな…」
ペタリと張り付いて頬を寄せ、ドアの冷たさに昂まる熱を抑えようとしていると
コツン…コツン…
足音が聞こえた――――。
キタァァァァ!!
一瞬心臓が止まりそうな気分になって、ゴクリと息を飲み込む。
慌ててソファーに戻ろうとしてドアに背を向けたが、足音がいつもと違う方向から聞こえるのが少し気に掛かる。
「そういう日も…あるよね…」
妙な胸騒ぎがして、ドアをジッと見詰めていると――――
ガチャ…
静かに開かれたドアから現れた講師は、予想もしていなった人物。
「え…。うそぉ…」
なんで…『ラストレッスン』なのに…。
「本日の担当をさせて頂くのは…私になります…」
目の前に立っている芸術的に美しい講師は、一際妖艶に微笑んだ。
『レッスンを楽しんで参りましょう…』
とは言われたものの…
身体は言うことは聞いてはくれず、時限爆弾みたいに、今にも爆発しそうな勢いで脈拍が早っていく。
「はぁぁぁぁ〜。どうしようぅぅ〜」
酸欠にでもなりそうで少し息苦しくなって、さっきから控え室に入ってから何回も深呼吸してしまう。
汗ばみ始める手のひらを合わせて、甲に爪が食い込みそうになるくらい握り締める。
「誰だろ…今日…」
この際誰でもいいから早く来て欲しい。
一人で待っているこの時間が、物凄く緊張感を高める。
まだ来ないかと立ち上がってドアに耳を当ててみたりしてしまう。
「まだかな…」
ペタリと張り付いて頬を寄せ、ドアの冷たさに昂まる熱を抑えようとしていると
コツン…コツン…
足音が聞こえた――――。
キタァァァァ!!
一瞬心臓が止まりそうな気分になって、ゴクリと息を飲み込む。
慌ててソファーに戻ろうとしてドアに背を向けたが、足音がいつもと違う方向から聞こえるのが少し気に掛かる。
「そういう日も…あるよね…」
妙な胸騒ぎがして、ドアをジッと見詰めていると――――
ガチャ…
静かに開かれたドアから現れた講師は、予想もしていなった人物。
「え…。うそぉ…」
なんで…『ラストレッスン』なのに…。
「本日の担当をさせて頂くのは…私になります…」
目の前に立っている芸術的に美しい講師は、一際妖艶に微笑んだ。