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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「ヤ、ヤナセさんが何で!?」
ラスボスだと思っていたヤナセが、今日の担当講師ですって!?
嘘だ絶対何かの間違いに違いない!
余りの驚きに緊張も吹っ飛び、驚愕する。
口も目も全開にして固まっている私に近付いてニッコリ微笑んで手を取り
「はい…今日は私が選ばれたもので…宜しくお願い致します」
まるでこれから舞踏会でも始まるかのように、指先を軽く握って一礼をした。
「あ…こちらこそ……」
と、お辞儀を仕掛けた――がっ!
「いやいやいやぁ〜!だってヤナセさんは『卒業レッスン』担当じゃないんですか?」
慌てて手を離して、広げた手のひらを顔の横に上げてヤナセに問うと
「『卒業レッスン』…まぁ確かにスタンダードコースの場合は受付が担当でしたが…マスターはあくまでもスクールのコンピューターが選びますので…私にもわからないところなのです…」
動揺している私を宥めるように、ヤナセは穏やかに説明をする。
「あっ…コンピューター…そうですよね」
そうだ…マスターのレッスンはラブカルのコンピューターが選ぶんだった。
時たまヤナセが選んでるのかもと思ってしまったこともあったけど…
やっぱりそれはなかったんだ…。
余りにも予想外な展開に付いて行けなかった気持ちも、状況を咀しゃくして飲み込もうとする。
「分かりました今日は宜しくお願いします…」
観念してヤナセに小さくお辞儀をした。
ラスボスだと思っていたヤナセが、今日の担当講師ですって!?
嘘だ絶対何かの間違いに違いない!
余りの驚きに緊張も吹っ飛び、驚愕する。
口も目も全開にして固まっている私に近付いてニッコリ微笑んで手を取り
「はい…今日は私が選ばれたもので…宜しくお願い致します」
まるでこれから舞踏会でも始まるかのように、指先を軽く握って一礼をした。
「あ…こちらこそ……」
と、お辞儀を仕掛けた――がっ!
「いやいやいやぁ〜!だってヤナセさんは『卒業レッスン』担当じゃないんですか?」
慌てて手を離して、広げた手のひらを顔の横に上げてヤナセに問うと
「『卒業レッスン』…まぁ確かにスタンダードコースの場合は受付が担当でしたが…マスターはあくまでもスクールのコンピューターが選びますので…私にもわからないところなのです…」
動揺している私を宥めるように、ヤナセは穏やかに説明をする。
「あっ…コンピューター…そうですよね」
そうだ…マスターのレッスンはラブカルのコンピューターが選ぶんだった。
時たまヤナセが選んでるのかもと思ってしまったこともあったけど…
やっぱりそれはなかったんだ…。
余りにも予想外な展開に付いて行けなかった気持ちも、状況を咀しゃくして飲み込もうとする。
「分かりました今日は宜しくお願いします…」
観念してヤナセに小さくお辞儀をした。