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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「少々…失礼致します」
「あっ…ヤナセさん!」
指先でこめかみを押さえ、親指で下瞼をベローンと下げる。
ゴミが入っていないか見るために、ヤナセの顔が鼻先まで寄せられた。
ひぃぃぃ〜!
助けてぇぇぇ〜!
ほのかに香る爽やかなフレグランス。
視界に微かに入る鎖骨と、サラサラのライトブラウンの前髪が白い肌を掠めてやたら色っぽい。
なにより宝石のように煌めくヘーゼルの瞳に魂が吸い取られそうになる。
眼球を動かして視線を逸らしたいけど、下手に動かせない気もして仕方なくヤナセと見つめ合う。
「ゴミ…入ってなさそうですね…」
「左様…ですか…」
堪えるんだ…琴海…。
これからもっと色々とするんだから、これぐらいで動揺しちゃダメだ!
自分に暗示を掛けるように言い聞かせる。
ヤナセの手が顔から離れ、やっとロックオンから解放されてホッとしたのも束の間――――
「では…今日の課題体位をご説明致します…」
ローブ姿で艶やかに微笑まれると、ここはまるで高級ホテルのスイートルームかのような錯覚をしそうだ。
「琴海様…ベッドの方へ参りましょうか…」
ヤナセはフリーズしている私の手を取って、ベッドまで連れて歩きだした。
「あっ…ヤナセさん!」
指先でこめかみを押さえ、親指で下瞼をベローンと下げる。
ゴミが入っていないか見るために、ヤナセの顔が鼻先まで寄せられた。
ひぃぃぃ〜!
助けてぇぇぇ〜!
ほのかに香る爽やかなフレグランス。
視界に微かに入る鎖骨と、サラサラのライトブラウンの前髪が白い肌を掠めてやたら色っぽい。
なにより宝石のように煌めくヘーゼルの瞳に魂が吸い取られそうになる。
眼球を動かして視線を逸らしたいけど、下手に動かせない気もして仕方なくヤナセと見つめ合う。
「ゴミ…入ってなさそうですね…」
「左様…ですか…」
堪えるんだ…琴海…。
これからもっと色々とするんだから、これぐらいで動揺しちゃダメだ!
自分に暗示を掛けるように言い聞かせる。
ヤナセの手が顔から離れ、やっとロックオンから解放されてホッとしたのも束の間――――
「では…今日の課題体位をご説明致します…」
ローブ姿で艶やかに微笑まれると、ここはまるで高級ホテルのスイートルームかのような錯覚をしそうだ。
「琴海様…ベッドの方へ参りましょうか…」
ヤナセはフリーズしている私の手を取って、ベッドまで連れて歩きだした。