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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
鼻腔をくすぐる甘いフレグランスに、酔ったみたいに眩暈がしそうだ。
「先ほどの続きですが…本日は最後残った三体位を出来たらと思います…」
「はいぃ…」
クラクラする頭で前に出されたタブレットを覗く。
『しがらみ』
『第一文字』
『椋鳥』
「それほど難しい体位は残っておりませんが…もし途中で無理なようでしたら…全部やらなくても大丈夫ですので…」
画像を見る限りではアクロバティックな体位は残っていない。
ラストレッスンに負担をかけまいと、今までのレッスンで難儀なのを優先にしてくれたようにすら思える。
そんなさり気ない講師たちの優しさが、48手にすら感じて取れた。
「いえ…これなら出来ると思います」
ヤナセは万が一を想定して気遣ってくれたけど、ここで基本課程は終わらせたい。
「そうですか…では順番は琴海様が決めて頂けますか…」
そう言ってヤナセは一緒にタブレットを覗き込むように、私の頭に頬を寄せてきた。
「は、はいっ!」
いつにない甘い雰囲気に脳みそが掻き回されて、クリームにでもなりそうで頭がまともに働かない。
「ま、先ずですね〜!挿入しない『椋鳥』から始めて、体勢的に無理がない『しがらみ』に移ってから脚を上げる『第一文字』がいいかとぉぉぉ」
話している間、密着から解放されることはなく、声が思いっきり上ずる。
心の中でゼェハァしながら、何とか今日の体位の順番を決めた。
「先ほどの続きですが…本日は最後残った三体位を出来たらと思います…」
「はいぃ…」
クラクラする頭で前に出されたタブレットを覗く。
『しがらみ』
『第一文字』
『椋鳥』
「それほど難しい体位は残っておりませんが…もし途中で無理なようでしたら…全部やらなくても大丈夫ですので…」
画像を見る限りではアクロバティックな体位は残っていない。
ラストレッスンに負担をかけまいと、今までのレッスンで難儀なのを優先にしてくれたようにすら思える。
そんなさり気ない講師たちの優しさが、48手にすら感じて取れた。
「いえ…これなら出来ると思います」
ヤナセは万が一を想定して気遣ってくれたけど、ここで基本課程は終わらせたい。
「そうですか…では順番は琴海様が決めて頂けますか…」
そう言ってヤナセは一緒にタブレットを覗き込むように、私の頭に頬を寄せてきた。
「は、はいっ!」
いつにない甘い雰囲気に脳みそが掻き回されて、クリームにでもなりそうで頭がまともに働かない。
「ま、先ずですね〜!挿入しない『椋鳥』から始めて、体勢的に無理がない『しがらみ』に移ってから脚を上げる『第一文字』がいいかとぉぉぉ」
話している間、密着から解放されることはなく、声が思いっきり上ずる。
心の中でゼェハァしながら、何とか今日の体位の順番を決めた。