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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「畏まりました…では『椋鳥』から始めましょう…」

サイドボードにタブレット置くのに、やっとヤナセが離れた。

束の間の緊張から放たれて、ホッとする。

「じゃぁベッドの上に仰向けになりますね〜」

『椋鳥』は69――シックスナインの男女入れ替わりバージョンだ。

いきなりフェラから始まる形のだけど、残っていた体位だから仕方ない。

「琴海様…準備をしないといけませんので…少しご協力頂けますか?」

「あっ、はい!」

そうだったフェラ用ゴムを付けないといけないんだよね!

だからゴムを付けるのに勃ってないと!

…………ん?ご協力??

ヤナセはニッコリ微笑み

「琴海様はそのまま…ベッドの上に座って頂いても宜しいですか…」

丁寧にお願いされてしまった。

「は、はいっ!」

ヤナセの言っていることも、やっていることも他の講師と同じなのに、なんでこんなに色っぽく聞こえてしまうんだろう…。

『ベッドの上に…』
そう言われただけで、脈が早まる。

慌ててベッドの上に飛び乗って、チョコンと正座をしてヤナセの方を向き、ローブの腰紐に手を掛ける。

「もう脱いだ方が良いですよね?」

ヤナセのゴールドバーを勃たせぬことにはことが始まらぬ!

腰刀でも引き抜く勢いで腰紐を外そうとすると――――

「いえ…私が脱がしますので…そのままでお願いします…」

ベッドに片脚掛け、身を乗り出してきたヤナセの手に両腕を掴まれた。

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