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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「ひゃっ…い…」
いよいよ始まった!
そう思っただけで全身の毛穴から、汗が蒸気機関車並みに吹き出しだしそうな気分だ。
ヤナセの柔らかい唇が軟骨から耳たぶへと這っていき、顎のラインに到達した。
「ふぅ…」
もうそれだけで声が漏れてしまう。
背中から回された腕は小さな肩を抱き締めて、キュッと力が込められる。
ドックン!ドックン!ドックン!
脈が大きく波打って、身体中が心臓になったみたい皮膚の下で鼓動が響く。
「はぁ…ぁ…」
何だか妙に息苦しい…。
顎から首筋へとヤナセの唇は下りていき、指先をローブの襟に引っ掛けてゆっくりとずらされ鎖骨と胸の谷間が露わになった。
「少し…倒しますね…」
ヤナセはまた囁くように言うと、身体の向きを変えて私の上体を斜めにして、赤ん坊を抱きかかえるみたいに支える。
お互いの顔が見える状態になると、フッと花びらが舞う如く微笑み、煌めくヘーゼルを麗しく揺らめかせた。
「はうぅぅぅ〜」
いつも以上に色香漂うヤナセのフェロモンに、魂が半分口から出かかる。
ヤナセはそんな私を微笑ましく見詰め、親指の付け根で頬を包み込む。
「キス…させて頂きます…」
「えっ…は、はい」
スタンダードと同様告知をされつつ、覆い被さるようにヤナセの顔が近付き、綺麗な唇が押し当てられた。
いよいよ始まった!
そう思っただけで全身の毛穴から、汗が蒸気機関車並みに吹き出しだしそうな気分だ。
ヤナセの柔らかい唇が軟骨から耳たぶへと這っていき、顎のラインに到達した。
「ふぅ…」
もうそれだけで声が漏れてしまう。
背中から回された腕は小さな肩を抱き締めて、キュッと力が込められる。
ドックン!ドックン!ドックン!
脈が大きく波打って、身体中が心臓になったみたい皮膚の下で鼓動が響く。
「はぁ…ぁ…」
何だか妙に息苦しい…。
顎から首筋へとヤナセの唇は下りていき、指先をローブの襟に引っ掛けてゆっくりとずらされ鎖骨と胸の谷間が露わになった。
「少し…倒しますね…」
ヤナセはまた囁くように言うと、身体の向きを変えて私の上体を斜めにして、赤ん坊を抱きかかえるみたいに支える。
お互いの顔が見える状態になると、フッと花びらが舞う如く微笑み、煌めくヘーゼルを麗しく揺らめかせた。
「はうぅぅぅ〜」
いつも以上に色香漂うヤナセのフェロモンに、魂が半分口から出かかる。
ヤナセはそんな私を微笑ましく見詰め、親指の付け根で頬を包み込む。
「キス…させて頂きます…」
「えっ…は、はい」
スタンダードと同様告知をされつつ、覆い被さるようにヤナセの顔が近付き、綺麗な唇が押し当てられた。