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第41章 Ｍ Last Lesson

「あっ…あぁぁ……」

ゆっくりと――――

ヤナセが…私の中に入ってくる。

初めてじゃないのに…
他の講師のもたくさん受け入れたのに…

何故かヤナセのは『格別』な感覚がして、肉刀が鞘の奥に進んでいくにつれ、プルップルッと身体が震えた。

やっぱり最初は背面からで良かった…
私、変な顔しちゃってそう…。

ゴムに媚薬でも塗っている訳じゃないのに、お注射されただけで全身が熱くなり恍惚感で脳が蕩けそうだ。

「はぁ…はぁ…」

息を上げ出す私にヤナセは、耳元に口を寄せて来て

「琴海様…お辛いですか？」

体調を気にして伺ってきたが、鼓膜を揺らす低い声に子宮も震える。

「あぁ…はぁ…いぃ。なんか…身体がやけに…はぁ…反応してぇ…」

喋るのも精一杯な感じで、絞り出すように声をだすと

「クス…そうでしたね。琴海様と私の性器…相性が宜しかったですね…」

含み笑いをしながらクイッと腰を動かされ、恍惚スイッチを軽く掠めた。

「あぁぁぁぁっ！」

全身のあちこちに雷を落とされ、ビリッと痺れて頭の中が一気に白光する。

ピクッピクッと小刻みに痙攣して、生きたまま串刺しにされた魚みたいだ。

うっ…うぅ…
そうだった…ヤナセの肉刀は形が私の器に合っているんだった…。

スタンダードの卒業レッスンの時にヤナセに言われた言葉を思い出して、薄ら笑いのように口元を引き攣らせた。