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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「は、は、は、はいぃっ!」
大気圏まで飛びそうでした…
とまでは、言えませんが…。
背中に当たるヤナセの胸と硬い筋肉の感触に、落ち着かせたかった心音が更に激しくなっていく。
あぁぁぁ…心臓がフル回転してしまう。
ドッドッドッドッ――――
脈拍がバイクのエンジンみたいに早まり、身体中の血流が勢い良く駆け巡る。
「はぁ…ぁ…」
お酒を飲み過ぎた時みたいに、頭が回らなくて息苦しい。
ただ背中から抱き締められてるだけで、この威力は化学兵器並だと思った。
「琴海様…少し休憩致しましょう…」
ヤナセは抱き締めながら私の脈を測っていたのか、中々落ち着かない状態に一息入れることを提案してくると腕を解いてベッドから下りる。
「ヤナセさん?」
「冷たいお水…持って来ますね…」
不思議そうに目線を上げるとヤナセは優しく微笑み掛け、自分のローブを私の身体に掛けてくれ、何も纏わないまま隣の控え室に入ってしまった。
パタン…
ドアが静かに閉まる音と共に、私も両手を少し開いて仰向けなる。
「はぁぁぁ……やっと生きた心地になった…」
容姿も性格もテクニックも非の打ち所がなくて、完璧なヤナセ…。
レッスンだと分かっていても、気後れが先立ってしまう。
「貴公子とチワワでは、身分も見た目もが違い過ぎますよ〜」
なんて冗談を吐きつつ、どうしても緊張してしまう自分を慰めた。
大気圏まで飛びそうでした…
とまでは、言えませんが…。
背中に当たるヤナセの胸と硬い筋肉の感触に、落ち着かせたかった心音が更に激しくなっていく。
あぁぁぁ…心臓がフル回転してしまう。
ドッドッドッドッ――――
脈拍がバイクのエンジンみたいに早まり、身体中の血流が勢い良く駆け巡る。
「はぁ…ぁ…」
お酒を飲み過ぎた時みたいに、頭が回らなくて息苦しい。
ただ背中から抱き締められてるだけで、この威力は化学兵器並だと思った。
「琴海様…少し休憩致しましょう…」
ヤナセは抱き締めながら私の脈を測っていたのか、中々落ち着かない状態に一息入れることを提案してくると腕を解いてベッドから下りる。
「ヤナセさん?」
「冷たいお水…持って来ますね…」
不思議そうに目線を上げるとヤナセは優しく微笑み掛け、自分のローブを私の身体に掛けてくれ、何も纏わないまま隣の控え室に入ってしまった。
パタン…
ドアが静かに閉まる音と共に、私も両手を少し開いて仰向けなる。
「はぁぁぁ……やっと生きた心地になった…」
容姿も性格もテクニックも非の打ち所がなくて、完璧なヤナセ…。
レッスンだと分かっていても、気後れが先立ってしまう。
「貴公子とチワワでは、身分も見た目もが違い過ぎますよ〜」
なんて冗談を吐きつつ、どうしても緊張してしまう自分を慰めた。