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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
「琴海様… いきなり起き上がるのは血圧が上がります…」

目ん玉が飛び出しそうなくらい驚いている私に、ヤナセは冷静に対処してくる。

「ヤヤヤ…ヤナセさん!送るって!?」

「はい…今日は一段と足元が覚束なくなられているご様子ですので…ちゃんとお部屋まで送らせて頂きますので…ご安心下さい」

明らかに動揺を隠せないでいるのに、ヤナセは気にした風もなく、さも送るのが当たり前のように言って、頭を傾けて極上スマイルを向けてきた。

「でも…ヤナセさん…今日レッスンでお疲れでしょうし…。ご報告とかもおありかと…」

忙しいヤナセの手を煩わせるのも申し訳ないのは本音だが、これから起きる『羞恥プレイ』がどこまでされるのかも気になるところだった。

遠慮がちに、それでいてお断りをしたつもりだったが、ヤナセに通じる訳がなく――――

「大丈夫ですよ…今日もレッスンは体力はそれほど使っておりませんから…」

ガァァァ〜ン!
予想通りの答えが返ってきたあ〜。

これは『羞恥プレイ』確定だ。

別の意味で眩暈がしてきて、仰け反って倒れそうになると、透かさずヤナセは腕を伸ばして背中を支えてくれた。

泣きそうな顔で見上げると、ヘーゼルの瞳がジッと見下ろしている。

「すみません…」

「クス…琴海様…しかとお着替えもお手伝い致しますので…」

「…っ!?」

美しく微笑むヤナセの目は、明らかに楽しんでいるように思えた。

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