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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson
ドックン――――
誰から貰ったかは秘密にしているのに、いつも付けていたから『大事な物』と気付かれている。
たった一言でセイジのことまで見透かされているみたいで、心臓が跳ね上がる。
「有難う…ございます…着替えますね」
動揺を悟られないように、いそいそと服に手を伸ばすと
「琴海様…シャワーは浴びられませんか?」
「えっ!シャワーですか!?」
ヤナセは汗を流すことまで配慮してきた。
レッスンの後に簡単に汗が流せるように小部屋の奥にシャワールームがあるのだけど、ヤナセに送って貰うからのんびりしているのも悪い気がする。
でも汗臭い身体であの高級外車に乗り込むのも気が引けた。
「じゃ、じゃぁ…ザッと浴びて…」
よろよろと起き上がり、ベッドサイド座るように脚をかけた瞬間――――
「琴海様…宜しければ…私がお身体お拭き致します」
お湯を汲んだウォッシュボールをヤナセはニッコリと持ち上げた。
「えっ!ヤナセさんそれ?」
いつの間に用意してあったんだろうか?
そんな疑問を浮かべているうちにヤナセは、手早くタオルを濡らして水気を絞っている。
「ちょっ…わぁっ!自分でやります!」
「いえ…ご遠慮なく琴海様。責任持ってお家までお送り致しますので…」
えぇぇぇ!!
ウッソ〜ん!?
慌てて断る私の介助をする気満々で、ヤナセは意味深な笑みを湛えながら、ローブの腰紐を握って
シュルリ――――
一気に解いた。
誰から貰ったかは秘密にしているのに、いつも付けていたから『大事な物』と気付かれている。
たった一言でセイジのことまで見透かされているみたいで、心臓が跳ね上がる。
「有難う…ございます…着替えますね」
動揺を悟られないように、いそいそと服に手を伸ばすと
「琴海様…シャワーは浴びられませんか?」
「えっ!シャワーですか!?」
ヤナセは汗を流すことまで配慮してきた。
レッスンの後に簡単に汗が流せるように小部屋の奥にシャワールームがあるのだけど、ヤナセに送って貰うからのんびりしているのも悪い気がする。
でも汗臭い身体であの高級外車に乗り込むのも気が引けた。
「じゃ、じゃぁ…ザッと浴びて…」
よろよろと起き上がり、ベッドサイド座るように脚をかけた瞬間――――
「琴海様…宜しければ…私がお身体お拭き致します」
お湯を汲んだウォッシュボールをヤナセはニッコリと持ち上げた。
「えっ!ヤナセさんそれ?」
いつの間に用意してあったんだろうか?
そんな疑問を浮かべているうちにヤナセは、手早くタオルを濡らして水気を絞っている。
「ちょっ…わぁっ!自分でやります!」
「いえ…ご遠慮なく琴海様。責任持ってお家までお送り致しますので…」
えぇぇぇ!!
ウッソ〜ん!?
慌てて断る私の介助をする気満々で、ヤナセは意味深な笑みを湛えながら、ローブの腰紐を握って
シュルリ――――
一気に解いた。