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ラブカルチャースクール 2
第41章 M Last Lesson

チュッドォォォ〜ン!
物凄い威力のミサイルが投下されて、固まって動けない。
今のヤナセの言葉は、一体誰のことを言っているのでしょうか?
「琴海様…お食事に致しましょう…」
立ち尽くしている私の背中にヤナセは声を掛け、キャッチしたクリスタルグラスに水を注いだ。
おずおずと椅子に座ると、対面にヤナセも座る。
「一緒に頂いても…宜しいですか?」
全てヤナセが用意してくれたものなのに、丁重に聞いてきた。
「も、勿論です!むしろそれは私が…」
言うべき台詞――――
と、言いかけたところでヤナセは立てた人差し指を唇に当てたから、言葉を飲み込むと
「琴海様…今日の『ラストレッスン』本当にお疲れ様でした。ここまで本当に…頑張れましたね…」
感動するくらいヤナセは優しく微笑み掛けてくれた。
「ヤナセ…さん…」
「祝杯とはいきませんが…今日はミネラルウォーターで乾杯致しましょう。本当の祝杯はスクールで致しますので…」
「はい…楽しみですね」
「えぇとても…。では琴海様…」
目線まで掲げられたクリスタルグラスは、精錬されたカッティングがとても綺麗で眩いほどの光を反射させている。
「次の『卒業レッスン』の…無事修了を願って…」
チンッ……
軽く重ねたグラスの澄んだ音色が、祝いの鐘の音に聴こえた――――。
物凄い威力のミサイルが投下されて、固まって動けない。
今のヤナセの言葉は、一体誰のことを言っているのでしょうか?
「琴海様…お食事に致しましょう…」
立ち尽くしている私の背中にヤナセは声を掛け、キャッチしたクリスタルグラスに水を注いだ。
おずおずと椅子に座ると、対面にヤナセも座る。
「一緒に頂いても…宜しいですか?」
全てヤナセが用意してくれたものなのに、丁重に聞いてきた。
「も、勿論です!むしろそれは私が…」
言うべき台詞――――
と、言いかけたところでヤナセは立てた人差し指を唇に当てたから、言葉を飲み込むと
「琴海様…今日の『ラストレッスン』本当にお疲れ様でした。ここまで本当に…頑張れましたね…」
感動するくらいヤナセは優しく微笑み掛けてくれた。
「ヤナセ…さん…」
「祝杯とはいきませんが…今日はミネラルウォーターで乾杯致しましょう。本当の祝杯はスクールで致しますので…」
「はい…楽しみですね」
「えぇとても…。では琴海様…」
目線まで掲げられたクリスタルグラスは、精錬されたカッティングがとても綺麗で眩いほどの光を反射させている。
「次の『卒業レッスン』の…無事修了を願って…」
チンッ……
軽く重ねたグラスの澄んだ音色が、祝いの鐘の音に聴こえた――――。

