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ラブカルチャースクール 2
第42章 Lesson 特殊課題

ホズミは小指を立ててストロー摘み、ゴールドに光るパイナップルジュレを掻き混ぜて一口飲むと目を輝かせた。
「いやぁぁぁ〜ん!美味しいぃ〜!ホズミ幸せぇ〜!」
開いた手のひらを肩の位置まで上げて、オーバーリアクションをするホズミ。
「ふふふ…気に入って貰えたかな?こないだレッスンでヤナセさんが作ってくれたアイスティーなんだけどメニューに加えて貰ったの」
「えっ!ヤナセが!?じゃぁ私も考えようかしら〜!お肌ツルツルホズミはスペシャルドリンクとか…」
何故かヤナセの名前に反応して、真剣に新メニューを考え出すホズミをワタリはカップをソーサーに戻しながら一瞥する。
「ふん!要らん手間を増やしたら、マスターに申し訳ないだろ」
「んまぁ〜!この脳内筋肉!女の子にいかにウケるかって、凄く大事なことなのよ〜!ねぇ〜チワワちゃん!」
「はぁ…でも、コストが掛かるのは難しいかも…」
「ふんっ!」
「うっ…分かったわ…。低コストで考えるわよ…」
いじけてプルプルの唇を可愛らしく突き出すホズミ。
口調はぶっきらぼうでも、相手のことを考えるワタリ。
スクールに通わなければ会うことがなかっただろう、イケメンのエリート講師たちと、こうやって気さくに会話しているのが不思議な感じだ。
『ラブカル』が、すっかり私の人生そのもになろうとしている。
「チワワちゃん!もう直ぐ『卒業』だけど最近どう〜?」
チーズケーキにフォークを差して、店長たちに悟られないようにホズミは近況を伺ってきた。
「いやぁぁぁ〜ん!美味しいぃ〜!ホズミ幸せぇ〜!」
開いた手のひらを肩の位置まで上げて、オーバーリアクションをするホズミ。
「ふふふ…気に入って貰えたかな?こないだレッスンでヤナセさんが作ってくれたアイスティーなんだけどメニューに加えて貰ったの」
「えっ!ヤナセが!?じゃぁ私も考えようかしら〜!お肌ツルツルホズミはスペシャルドリンクとか…」
何故かヤナセの名前に反応して、真剣に新メニューを考え出すホズミをワタリはカップをソーサーに戻しながら一瞥する。
「ふん!要らん手間を増やしたら、マスターに申し訳ないだろ」
「んまぁ〜!この脳内筋肉!女の子にいかにウケるかって、凄く大事なことなのよ〜!ねぇ〜チワワちゃん!」
「はぁ…でも、コストが掛かるのは難しいかも…」
「ふんっ!」
「うっ…分かったわ…。低コストで考えるわよ…」
いじけてプルプルの唇を可愛らしく突き出すホズミ。
口調はぶっきらぼうでも、相手のことを考えるワタリ。
スクールに通わなければ会うことがなかっただろう、イケメンのエリート講師たちと、こうやって気さくに会話しているのが不思議な感じだ。
『ラブカル』が、すっかり私の人生そのもになろうとしている。
「チワワちゃん!もう直ぐ『卒業』だけど最近どう〜?」
チーズケーキにフォークを差して、店長たちに悟られないようにホズミは近況を伺ってきた。

