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ラブカルチャースクール 2
第42章 Lesson 特殊課題

キュゥ〜ン…
ホズミの心遣いが胸に沁みる。
やっぱり姉さんは『卒業レッスン』が特殊なのを知っているんだ。
ふっとそこで思い付く。
特別講師の二人なら『卒業レッスン』の担当を経験したことがあるに違いない。
チラッとワタリを横目で見ると、仏頂面で話しを聞きながらチーズケーキを食べ切ろうとしていた。
ゴクリ――――
ワタリが最後の一切れを飲み込むと大きな喉仏が上下に動き、釣られて一緒に息を飲み込んでしまう。
このワタリがもし担当になったら、再試験確定だな。
あぁぁぁ……
どうかワタリだけではありませんように!
私の哀願と視線に気付いたのか、アールグレイでケーキの後味を流し込んだワタリがギロッと鋭く眼を光らせてきた。
「チビ…何か言いたいことでもあるのか?」
「ひっ!あ…その…」
イーグルアイと図星に射抜かれて、反射的に背筋がピンと伸びてしまう。
ヤナセに劣らずこの人たちは、本当に心を見透かしてくる。
でも、ジィィィッと睨みながらも話しを聞いてくれようとしているワタリに、折角だから『卒業レッスン』のことを聞いてみようと思い立ち――――
「あのですね…お二人は…『卒業レッスン』もご担当されたことあると思うんですが…そのぉぉぉ…」
肝心な言葉が言い難くて口ごもると
「『射精』か」
ハッキリ、バッサリとワタリが直球を投げてきた。
ホズミの心遣いが胸に沁みる。
やっぱり姉さんは『卒業レッスン』が特殊なのを知っているんだ。
ふっとそこで思い付く。
特別講師の二人なら『卒業レッスン』の担当を経験したことがあるに違いない。
チラッとワタリを横目で見ると、仏頂面で話しを聞きながらチーズケーキを食べ切ろうとしていた。
ゴクリ――――
ワタリが最後の一切れを飲み込むと大きな喉仏が上下に動き、釣られて一緒に息を飲み込んでしまう。
このワタリがもし担当になったら、再試験確定だな。
あぁぁぁ……
どうかワタリだけではありませんように!
私の哀願と視線に気付いたのか、アールグレイでケーキの後味を流し込んだワタリがギロッと鋭く眼を光らせてきた。
「チビ…何か言いたいことでもあるのか?」
「ひっ!あ…その…」
イーグルアイと図星に射抜かれて、反射的に背筋がピンと伸びてしまう。
ヤナセに劣らずこの人たちは、本当に心を見透かしてくる。
でも、ジィィィッと睨みながらも話しを聞いてくれようとしているワタリに、折角だから『卒業レッスン』のことを聞いてみようと思い立ち――――
「あのですね…お二人は…『卒業レッスン』もご担当されたことあると思うんですが…そのぉぉぉ…」
肝心な言葉が言い難くて口ごもると
「『射精』か」
ハッキリ、バッサリとワタリが直球を投げてきた。

