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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson

あひゃ〜!
ヤナセに笑われてしまった〜。
でも今は、それがちょっと嬉しくて思えた。
「はい!凄く美味しいです!気持ちも穏やかになりますね〜」
「クス…それなら良かったです…。今日のレッスンは少々緊張されるかと思いますが…普段のレッスンの延長線だと思って頂ければ大丈夫ですよ…」
「は…い…」
ヤナセは気負わせないように言ってくれてるが、今日のレッスンがスクールにとってどれだけ重大なものか、私が知っていることをワタリとホズミから聞いていないのだろうか?
聞いていたとしても、それでもヤナセなら私に無理させないようにしてくれるかもしれない。
それなら――――
私はヤナセに心配させないようにするまでだ。
「はい!出来るだけのことはやってきました。今日はベストを尽くします」
「クス…琴海様なら…大丈夫です」
トックン…
胸の奥がキュと締め付けられて熱くなる。
『琴海様なら…大丈夫です…』
そう言ってヤナセは、いつも私を信じてくれた。
ヤナセの恩義に報いれるよう、絶対に『一発合格』してスクールでのヤナセの立場を守りたい!
ティーカップを両手で握りながら、フツフツと闘志が湧き上がってきた時――――
プルルルルル!
レッスン開始の合図が鳴った。
ヤナセに笑われてしまった〜。
でも今は、それがちょっと嬉しくて思えた。
「はい!凄く美味しいです!気持ちも穏やかになりますね〜」
「クス…それなら良かったです…。今日のレッスンは少々緊張されるかと思いますが…普段のレッスンの延長線だと思って頂ければ大丈夫ですよ…」
「は…い…」
ヤナセは気負わせないように言ってくれてるが、今日のレッスンがスクールにとってどれだけ重大なものか、私が知っていることをワタリとホズミから聞いていないのだろうか?
聞いていたとしても、それでもヤナセなら私に無理させないようにしてくれるかもしれない。
それなら――――
私はヤナセに心配させないようにするまでだ。
「はい!出来るだけのことはやってきました。今日はベストを尽くします」
「クス…琴海様なら…大丈夫です」
トックン…
胸の奥がキュと締め付けられて熱くなる。
『琴海様なら…大丈夫です…』
そう言ってヤナセは、いつも私を信じてくれた。
ヤナセの恩義に報いれるよう、絶対に『一発合格』してスクールでのヤナセの立場を守りたい!
ティーカップを両手で握りながら、フツフツと闘志が湧き上がってきた時――――
プルルルルル!
レッスン開始の合図が鳴った。

