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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson

ゾクリ――――ッ!
唇から伝わるこそばゆい感触とセイジの色気に、背中が震えて肩が竦む。
「うん…だから…して……」
見詰めてくるダークブラウンの輝きに吸い込まれそうになりながら、心のまま求めた。
鉤状に曲げたセイジの指が、顎に添えられる。
もう片方の腕は、弓形に反った私の背中を囲うように支えていた。
「琴海…」
目を細めて囁かれた名前は凄く甘くて…切なく聞こえる。
セイジの顔が少し傾けられて、ゆっくりと近付いてきて――――
軽く重ねだるけのキスを落とされた。
さっきの激しい口づけとは違いただ触れているだけなのに、お互いの熱を感じるように動かずにジッと押し付ける。
一分くらい経っただろうか――――
セイジは唇を少し浮かせ、顔の角度を変えて再び重ねた。
ピッタリ触れ合う唇に、全身の意識が口先に集まる。
まるで相手の存在を確かめるかのような優しくて慈しむ感触に、胸が締め付けられていく。
セイジ…セイジ――――!!
きっとレッスンでは何度も口にできない愛しい名前を今ありったけ心の中で叫んだ。
セイジの肩にすがるように指を立てる。
最初に出会った時は貴方と私は講師と生徒で…
それは今もまだ変わらないけど…
貴方に逢えたことが本当に幸せだと思えるよ……
セイジ――――
唇から伝わるこそばゆい感触とセイジの色気に、背中が震えて肩が竦む。
「うん…だから…して……」
見詰めてくるダークブラウンの輝きに吸い込まれそうになりながら、心のまま求めた。
鉤状に曲げたセイジの指が、顎に添えられる。
もう片方の腕は、弓形に反った私の背中を囲うように支えていた。
「琴海…」
目を細めて囁かれた名前は凄く甘くて…切なく聞こえる。
セイジの顔が少し傾けられて、ゆっくりと近付いてきて――――
軽く重ねだるけのキスを落とされた。
さっきの激しい口づけとは違いただ触れているだけなのに、お互いの熱を感じるように動かずにジッと押し付ける。
一分くらい経っただろうか――――
セイジは唇を少し浮かせ、顔の角度を変えて再び重ねた。
ピッタリ触れ合う唇に、全身の意識が口先に集まる。
まるで相手の存在を確かめるかのような優しくて慈しむ感触に、胸が締め付けられていく。
セイジ…セイジ――――!!
きっとレッスンでは何度も口にできない愛しい名前を今ありったけ心の中で叫んだ。
セイジの肩にすがるように指を立てる。
最初に出会った時は貴方と私は講師と生徒で…
それは今もまだ変わらないけど…
貴方に逢えたことが本当に幸せだと思えるよ……
セイジ――――

