この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson

キュン!
その笑顔が妙に可愛くて、胸がときめく。
「うん、いいけど…またなんで?」
敢えてここでネックレスを外そうと思ったセイジの意図が不思議に思えて聞いてみると
「う~ん…。何となく、外したかったんだ。これから着替えるのに服は脱がせられないから、せめてネックレスだけでもって。おまじないだよ」
そんなこと言われてニッコリ微笑まれたら、「嫌だ」なんて言えるわ訳もない。
「ふふふ~ネックレスを外すのがおまじないなんて、セイジったら面白いね」
照れ臭いけど、せめてネックレスだけでもと言うセイジの言葉は凄く嬉しかった。
「ははは!じゃぁ琴海後ろ向いて」
「うん!」
セイジに背中を向け、ネックレスの留め金が外れやすいように髪をうなじの左右に分けてる。
少し頭を前に傾けると、首筋にセイジの指が触れる感触がした。
ドキドキドキ――――
ほんの些細な行為なのに、小さな緊張が走っていく。
プチッ…
金具の小さな音が聞こえ、胸元のチャームが宙に浮いて目の高さまで持ち上げられた。
「ずっとこれ身に着けてくれてたんだね」
背中越しにしみじみ呟くセイジの声に、唇が小さく綻ぶ。
セイジに誕生日プレゼントで貰ってからずっと…
この西洋琴のペンダントに沢山の勇気を貰ったことを思い返した。
その笑顔が妙に可愛くて、胸がときめく。
「うん、いいけど…またなんで?」
敢えてここでネックレスを外そうと思ったセイジの意図が不思議に思えて聞いてみると
「う~ん…。何となく、外したかったんだ。これから着替えるのに服は脱がせられないから、せめてネックレスだけでもって。おまじないだよ」
そんなこと言われてニッコリ微笑まれたら、「嫌だ」なんて言えるわ訳もない。
「ふふふ~ネックレスを外すのがおまじないなんて、セイジったら面白いね」
照れ臭いけど、せめてネックレスだけでもと言うセイジの言葉は凄く嬉しかった。
「ははは!じゃぁ琴海後ろ向いて」
「うん!」
セイジに背中を向け、ネックレスの留め金が外れやすいように髪をうなじの左右に分けてる。
少し頭を前に傾けると、首筋にセイジの指が触れる感触がした。
ドキドキドキ――――
ほんの些細な行為なのに、小さな緊張が走っていく。
プチッ…
金具の小さな音が聞こえ、胸元のチャームが宙に浮いて目の高さまで持ち上げられた。
「ずっとこれ身に着けてくれてたんだね」
背中越しにしみじみ呟くセイジの声に、唇が小さく綻ぶ。
セイジに誕生日プレゼントで貰ってからずっと…
この西洋琴のペンダントに沢山の勇気を貰ったことを思い返した。

