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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson

ドキドキドキ――――
着替えるために小部屋に入ったが、否応なしに緊張感が高まってきて脈拍が早まる。
「はぁぁぁ…心臓飛び出そう…」
深い息を吐きながら、うなじに手を回す。
「あっ…やだ~。さっきセイジが外してくれたのに…癖になっちゃってる」
無意識にネックレスを外そうとした自分に苦笑いをして、ワンピースのチャックを下ろした。
最初は抵抗があったローブの下の素っ裸も、今では抵抗がなくなっていることに改めて気づく。
『卒業レッスン』が一発合格すれば、生徒として通ったこのレッスン室にももう来ないんだと思うと、しみじみ小さな空間を眺めてしまった。
最初は本当に不安でいっぱいだったけど、このレッスン室という一室だけで多くのことを学んで成長させて貰った。
ネットでしか公にされていない『性のカルチャースクール』…
世間はどう思うか分からないけど、もっとたくさんの女性に知って欲しと思う。
ローブに着替え終わって、この後どうせ乱れる髪を何回もブラッシングしてしまった。
セイジが担当だからか試験官が見ているからか、左右に肩を回して無駄にチェックする。
最後に鏡に映る自分をジッと凝視して、唇をグッと結んで鼻孔から思いっきり息を吸い込む――――
「よっし!チワワ行きますっ!」
小さく飛び跳ね、レッスンへのドアを放った。
着替えるために小部屋に入ったが、否応なしに緊張感が高まってきて脈拍が早まる。
「はぁぁぁ…心臓飛び出そう…」
深い息を吐きながら、うなじに手を回す。
「あっ…やだ~。さっきセイジが外してくれたのに…癖になっちゃってる」
無意識にネックレスを外そうとした自分に苦笑いをして、ワンピースのチャックを下ろした。
最初は抵抗があったローブの下の素っ裸も、今では抵抗がなくなっていることに改めて気づく。
『卒業レッスン』が一発合格すれば、生徒として通ったこのレッスン室にももう来ないんだと思うと、しみじみ小さな空間を眺めてしまった。
最初は本当に不安でいっぱいだったけど、このレッスン室という一室だけで多くのことを学んで成長させて貰った。
ネットでしか公にされていない『性のカルチャースクール』…
世間はどう思うか分からないけど、もっとたくさんの女性に知って欲しと思う。
ローブに着替え終わって、この後どうせ乱れる髪を何回もブラッシングしてしまった。
セイジが担当だからか試験官が見ているからか、左右に肩を回して無駄にチェックする。
最後に鏡に映る自分をジッと凝視して、唇をグッと結んで鼻孔から思いっきり息を吸い込む――――
「よっし!チワワ行きますっ!」
小さく飛び跳ね、レッスンへのドアを放った。

