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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
「いっいやぁっ!」
情けない感情と見えない影の存在を振り払うように、反射的に叫んで顔を背けてしまうと
「琴海?ここ嫌だった?」
動きを止めたセイジが、顔を上げて心配そうに覗き込んできた。
セイジの顔を見詰め返すとハッと我に返り、大事なレッスンなのに下らないことに気を取られている場合じゃないのにと反省モードに入る。
「う、ううん…セイジのテクニックが凄くて…気持ち良かったからビックリしちゃったの」
「ははっ!ただ鎖骨舐めただけだよ」
心配させないように笑って誤魔化すと、セイジは甘く微笑んでチョンと軽く弾くキスをしてきた。
キュゥ〜ン!
ほんの微かに触れただけで尋常じゃなく嬉しくて、胸がときめいてしまう。
せっかくレッスン集中しようとしているのに、こんな恋人みたいなキスをされると、ピンと張っていた緊張がチョコレートみたいに溶けそうだ。
力が抜けて再び頭が横にしな垂れるとセイジは身体を下にずらしていく。
「琴海はまだ無理しないで楽にしてて」
「楽にって?でもセイジ…あぁっ!」
今日はなるべく積極的に攻めようとしていたのに、まるでのんびりしてていいみたいな言葉が気になって、セイジに聞き返そうとした途端――――
柔らかくなったマシュマロの先をパックリ開いたセイジの口が大きく咥え込んだ。
情けない感情と見えない影の存在を振り払うように、反射的に叫んで顔を背けてしまうと
「琴海?ここ嫌だった?」
動きを止めたセイジが、顔を上げて心配そうに覗き込んできた。
セイジの顔を見詰め返すとハッと我に返り、大事なレッスンなのに下らないことに気を取られている場合じゃないのにと反省モードに入る。
「う、ううん…セイジのテクニックが凄くて…気持ち良かったからビックリしちゃったの」
「ははっ!ただ鎖骨舐めただけだよ」
心配させないように笑って誤魔化すと、セイジは甘く微笑んでチョンと軽く弾くキスをしてきた。
キュゥ〜ン!
ほんの微かに触れただけで尋常じゃなく嬉しくて、胸がときめいてしまう。
せっかくレッスン集中しようとしているのに、こんな恋人みたいなキスをされると、ピンと張っていた緊張がチョコレートみたいに溶けそうだ。
力が抜けて再び頭が横にしな垂れるとセイジは身体を下にずらしていく。
「琴海はまだ無理しないで楽にしてて」
「楽にって?でもセイジ…あぁっ!」
今日はなるべく積極的に攻めようとしていたのに、まるでのんびりしてていいみたいな言葉が気になって、セイジに聞き返そうとした途端――――
柔らかくなったマシュマロの先をパックリ開いたセイジの口が大きく咥え込んだ。