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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
仰向けに横たわるセイジの股間にそびえる男塔を齧り付く勢いで、舌舐めずりして睨みつけると

「琴海…お手柔らかにお願いします」

殺気を感じたのかセイジが、不安そうに言ってくる。

「うん、大丈夫〜!イカせるつもりで気持ち良くするね!」

「ははは…それは凄いね。本当にイカせられたら大変だ〜」

私の本気にセイジは冗談ぽく返してきた。

けど――――

え…セイジは『イク』気がない?

何となく感じていた予感が的中して、瞬間心臓がギュッと縮んだ感覚が走る。

『卒業レッスン』を初めて担当するセイジに、『射精』が一発合格基準なことを知らされていない事実。

『射精』のことを知っていて協力してくれるとも思えないけど、頑なさは違ってこないかな?

四天王は…
まぁ、人間の域じゃないから問題外だけど…。

『射精』のこと…
私から言っちゃいけないんだよね。

息を深く吐いて目を瞑ると

「琴海」

セイジが優しく微笑んで手を伸ばしてきて、私の頬に軽く指を触れてきた。

時々固まる私をセイジは解してくれようとしているんだろう…

そんなセイジの優しさに、目頭が熱くなる。

「あっ…ごめんね。いざとなったら緊張してきちゃって!今始めるから」

セイジの指に自分のを重ねて微笑み返し、『千鳥の曲』へと体勢と意識を移した。

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