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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
『千鳥の曲』は寝ている男性の側面からフェラチオをする。

一見難しくはないが、フェラである作戦を立てていた私には早速ちょっと不利になった。

せめて『雁の首』方だったら、正面から攻められたのにな…。

なんてしょぼいことを考えてしまったが、どの体位だって状況は同じであることは変わらないのだから、ベストを尽くすしかない。

とにかくセイジを気持ち良くさせることに集中しよう!

仰向けのセイジの腰の横に、畏まって正座する。

「じゃぁセイジ始めるね!」

「うん、俺も手は使えるから何か手伝えることあったら言ってね」

「分かった〜。有難うセイジ!」

セイジは屈託無く微笑んで、様子が見えるように少し高めにした枕に頭を載せた。

せっかくの好意だけど…
胸とか触られたら集中できなくなるから、セイジにはひたすら寝そべっていて貰おう。

「では…」

ピシッと天に向かって伸びるカッコいいフォルムのゴールデンタワーに、両手を合わせてお辞儀をする。

「ぷっ…琴海、そんな改まんなくても」

「あはははぁ〜!何となく尊く思えて」

「ははっ!自分のを尊いなんて言われたの初めてだよ。照れ臭いから普通にしてくれればいいよ〜」

私のいつものお間抜けにセイジは楽しそうに笑うと、ゴールデンタワーも耐震ビルみたいにゆらゆら揺れた。

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