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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
そんなセイジの優しさに、仕方ないことだと分かっていながらも申し訳ない気持ちでいっぱいになってくる。
「セイジ…」
『射精』とどうしても伝えたい…。
今、一言言えばセイジなら話の流れで理解してくれるかも。
訴える思いでセイジを凝視すると、セイジもジッと見詰め返してきた。
口を開こうとした途端――――
「じゃぁ、次の指示を聞こうか!」
セイジは白い歯を見せてニッコリ笑い、 パットの方に向き直ってしまった。
ガァァァ〜ン!
ここでサラッと流されるとは思わず、ショックで唖然とする。
ことごとく『射精』への道が挫かれるなんて…
何の運命の悪戯なのだろうか!!
両手をベッドに付いて、ガックリ項垂れそうになる。
そんな私の気持ちも知らずに、指示は淡々と出された。
『次の体位は百閉になります…』
「『ひゃくへい』か…琴海、これも大丈夫かな?」
「うん…『百閉』。騎乗位だよね…」
「そうそう!即答出来るなんて、琴海本当に良く覚えたね〜!」
「……」
やっぱり最後もマスターでは免除になった体位で来られた。
手を抜かずに全部覚えて正解だったわ。
むしろ全部覚えないと、頭が整理つかなかったからだけど。
ちょっと意地悪く感じるチョイスに『卒業レッスン』の裏で大きな存在が動いているような気配を感じてきた。
「セイジ…」
『射精』とどうしても伝えたい…。
今、一言言えばセイジなら話の流れで理解してくれるかも。
訴える思いでセイジを凝視すると、セイジもジッと見詰め返してきた。
口を開こうとした途端――――
「じゃぁ、次の指示を聞こうか!」
セイジは白い歯を見せてニッコリ笑い、 パットの方に向き直ってしまった。
ガァァァ〜ン!
ここでサラッと流されるとは思わず、ショックで唖然とする。
ことごとく『射精』への道が挫かれるなんて…
何の運命の悪戯なのだろうか!!
両手をベッドに付いて、ガックリ項垂れそうになる。
そんな私の気持ちも知らずに、指示は淡々と出された。
『次の体位は百閉になります…』
「『ひゃくへい』か…琴海、これも大丈夫かな?」
「うん…『百閉』。騎乗位だよね…」
「そうそう!即答出来るなんて、琴海本当に良く覚えたね〜!」
「……」
やっぱり最後もマスターでは免除になった体位で来られた。
手を抜かずに全部覚えて正解だったわ。
むしろ全部覚えないと、頭が整理つかなかったからだけど。
ちょっと意地悪く感じるチョイスに『卒業レッスン』の裏で大きな存在が動いているような気配を感じてきた。