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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
お互い向き合って、顔を覗き込む。
セイジの額には滲んだ汗で張り付いて光っている前髪が、さっきまでの行為の物語る。
指先で撫でるように私の髪を梳いて、耳の裏に掛けてくれた。
目の前で甘く微笑むセイジの顔に、緊張が徐々に解れてくる。
本当に『一発合格』出来たんだ…私。
これからもセイジと一緒に居られるんだ――――。
絶望的な状況からの逆転に夢を見ている気分でセイジの瞳を食い入るように見詰めていると、セイジは口元を綻ばせてことの真相を話し出した。
「さっき琴海が途中で『特殊課題』の話をしようとしただろ」
「あ…うん」
「でも、話が途切れたちゃったけど…何となく思ったんだ。琴海が伝えようとしたことって『射精」だったんじゃないかって」
指の裏側で頬をなぞりながら、セイジは目を細めて穏やかに微笑む。
「えっ…なんで気付いたの?」
「何でって…だって『千鳥の曲』の時の琴海のフェラ、本気で俺をイカせようとしてただろ〜!あの時は分からなかったから焦って止めたけど、何でそこまで必死だったか考えたら納得が出来たんだよね」
セイジの閃きに胸の中がピンクの薔薇色に染まっていく気分になった。
キュゥゥゥゥゥ〜ン!
やっぱりセイジって凄いぃぃぃ〜!
愛と感激で目をハート型に輝かせながらセイジを尊敬の眼差しで見詰めてしまう。
だけど――――
「セイジ…いくら気付いても基本『射精』は禁止事項じゃない…セイジの評価は大丈夫なの?」
敢えて知らされてなかったのは、やはり『射精』をさせないためだったんじゃないかと思うと、セイジの立場がどうなるか心配になった。
セイジの額には滲んだ汗で張り付いて光っている前髪が、さっきまでの行為の物語る。
指先で撫でるように私の髪を梳いて、耳の裏に掛けてくれた。
目の前で甘く微笑むセイジの顔に、緊張が徐々に解れてくる。
本当に『一発合格』出来たんだ…私。
これからもセイジと一緒に居られるんだ――――。
絶望的な状況からの逆転に夢を見ている気分でセイジの瞳を食い入るように見詰めていると、セイジは口元を綻ばせてことの真相を話し出した。
「さっき琴海が途中で『特殊課題』の話をしようとしただろ」
「あ…うん」
「でも、話が途切れたちゃったけど…何となく思ったんだ。琴海が伝えようとしたことって『射精」だったんじゃないかって」
指の裏側で頬をなぞりながら、セイジは目を細めて穏やかに微笑む。
「えっ…なんで気付いたの?」
「何でって…だって『千鳥の曲』の時の琴海のフェラ、本気で俺をイカせようとしてただろ〜!あの時は分からなかったから焦って止めたけど、何でそこまで必死だったか考えたら納得が出来たんだよね」
セイジの閃きに胸の中がピンクの薔薇色に染まっていく気分になった。
キュゥゥゥゥゥ〜ン!
やっぱりセイジって凄いぃぃぃ〜!
愛と感激で目をハート型に輝かせながらセイジを尊敬の眼差しで見詰めてしまう。
だけど――――
「セイジ…いくら気付いても基本『射精』は禁止事項じゃない…セイジの評価は大丈夫なの?」
敢えて知らされてなかったのは、やはり『射精』をさせないためだったんじゃないかと思うと、セイジの立場がどうなるか心配になった。