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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
微睡む意識の中に、セイジが優しく頭を撫でてくれる感触がフワフワと宙に浮かぶみたいに気持ちが良い。
安眠の底に誘われながらも、無意識にセイジの身体にしがみ付く。
「セイジ…も一緒に寝よう…」
「う〜ん。はは…一緒には寝れないけど琴海が寝付くまで側にいるよ」
「やだ…一緒に……いたい…」
「うん…そうだね…」
私は寝惚けていたのかもしれない――――
レッスンなのにセイジに無理な我が儘を言っていた。
答えてくれるセイジの声はいつもと変わらず、甘くて優しいくて――――
どこか少し寂しそうに聞こえたから…
『寂しくないよセイジ!ずっとこれからも一緒に居ようね!』
シャットダウンする思考の奥で、小さな私が必死にピュンピョン跳ねる。
「セィ…ジ…いっひょにぃ…」
「ふふ…琴海、可愛い」
眠りに落ちる瞬間、柔らかくて温かいものが頬に当たる感触がした気がするけど、それを確かめることは出来なくて――――
『セイジ――――』
愛しい名前を眠気に、吸い込まれながら叫ぶ。
暗がりの光が豆電球のように小さくなって、しばし安眠の床に就いた。
安眠の底に誘われながらも、無意識にセイジの身体にしがみ付く。
「セイジ…も一緒に寝よう…」
「う〜ん。はは…一緒には寝れないけど琴海が寝付くまで側にいるよ」
「やだ…一緒に……いたい…」
「うん…そうだね…」
私は寝惚けていたのかもしれない――――
レッスンなのにセイジに無理な我が儘を言っていた。
答えてくれるセイジの声はいつもと変わらず、甘くて優しいくて――――
どこか少し寂しそうに聞こえたから…
『寂しくないよセイジ!ずっとこれからも一緒に居ようね!』
シャットダウンする思考の奥で、小さな私が必死にピュンピョン跳ねる。
「セィ…ジ…いっひょにぃ…」
「ふふ…琴海、可愛い」
眠りに落ちる瞬間、柔らかくて温かいものが頬に当たる感触がした気がするけど、それを確かめることは出来なくて――――
『セイジ――――』
愛しい名前を眠気に、吸い込まれながら叫ぶ。
暗がりの光が豆電球のように小さくなって、しばし安眠の床に就いた。