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ラブカルチャースクール 2
第43章 M 卒業 Lesson
「セイジ…どこ?」
トイレかな?
いや…そんなことで一人っきりにされたことは今までのレッスンではないし、スクールではさせないだろう。
人気のない狭い控え室が、ガランとして妙に広く感じてくる。
困惑する頭で部屋を何度も見渡すと、テーブルに置いてあるネックレスが目に留まった。
「あ…つけなきゃ…」
レッスン前にセイジが外させてと言ったネックレス。
正直、終わったらまたつけて貰えると思って楽しみにしていたのに…。
震える脚でテーブルに近付き、ネックレスを手に取ると
「…開いてる?」
ハープのロケットの蓋が、しっかりと閉まっていなくて少し隙間が出来ていた。
ドックン!ドックン!
たったそれだけのことに、異様に心音が高まってくる。
以前中を見てみたけど、何もなかった。
今回も下手な期待はしない方が良い…
きっと――――。
そう思いながらも、恐る恐る蓋を開くと
「あ…」
『To you cutest in the world 』
英語で文字が書かれていた。
トイレかな?
いや…そんなことで一人っきりにされたことは今までのレッスンではないし、スクールではさせないだろう。
人気のない狭い控え室が、ガランとして妙に広く感じてくる。
困惑する頭で部屋を何度も見渡すと、テーブルに置いてあるネックレスが目に留まった。
「あ…つけなきゃ…」
レッスン前にセイジが外させてと言ったネックレス。
正直、終わったらまたつけて貰えると思って楽しみにしていたのに…。
震える脚でテーブルに近付き、ネックレスを手に取ると
「…開いてる?」
ハープのロケットの蓋が、しっかりと閉まっていなくて少し隙間が出来ていた。
ドックン!ドックン!
たったそれだけのことに、異様に心音が高まってくる。
以前中を見てみたけど、何もなかった。
今回も下手な期待はしない方が良い…
きっと――――。
そう思いながらも、恐る恐る蓋を開くと
「あ…」
『To you cutest in the world 』
英語で文字が書かれていた。