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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
「では琴海様…講師として就業開始されるまでの手続きと…事務的なご説明をさせて頂きます…」
喜びも束の間、講師への門が開いた途端一気に進み出す。
「はい!お願いします!」
ヤナセは楽しそうに微笑むと、手元に置いてあった大量の資料を差し出してきた。
――――説明が始まって二時間が経過した頃だった。
「大まかなところはご説明を致しましたが…何かご不明な点がございましたらいつでもご連絡下さい…」
「は…い…」
二時間でヤナセは分かりやすく要点を掻い摘んで説明してくれたが、前準備だけでもラブカルだけあって何かと細かいことが沢山だ。
「寮へ…引越しなんですよね」
「はい…これも以前のお引越しに携わったグループの業者が致しますので…ご安心下さい」
「はい…お願いします」
ラブカル寮か…
同期の女性講師たちも入寮するんだよね。
これから一緒に働いていく仲間…
どんな人たちなんだろう。
仲良くやっていけたらいいな〜。
まだ見ぬ仲間に楽しみだけど、少し緊張もしてきた。
「琴海様…この後のマスターの所に行かれますか?」
私の資料を手提げ袋にまとめてくれながら、ヤナセは予定を確認してくる。
「あっ!はい…行きます!」
今日の試験結果次第で、バイト先に行くかもしれないことをヤナセには前もって言っておいたから、気にしてくれていたようだけど――――
「では…私もご一緒させて頂いて宜しいでしょうか…」
「えっ!?」
同行されるとは想定外だった。
喜びも束の間、講師への門が開いた途端一気に進み出す。
「はい!お願いします!」
ヤナセは楽しそうに微笑むと、手元に置いてあった大量の資料を差し出してきた。
――――説明が始まって二時間が経過した頃だった。
「大まかなところはご説明を致しましたが…何かご不明な点がございましたらいつでもご連絡下さい…」
「は…い…」
二時間でヤナセは分かりやすく要点を掻い摘んで説明してくれたが、前準備だけでもラブカルだけあって何かと細かいことが沢山だ。
「寮へ…引越しなんですよね」
「はい…これも以前のお引越しに携わったグループの業者が致しますので…ご安心下さい」
「はい…お願いします」
ラブカル寮か…
同期の女性講師たちも入寮するんだよね。
これから一緒に働いていく仲間…
どんな人たちなんだろう。
仲良くやっていけたらいいな〜。
まだ見ぬ仲間に楽しみだけど、少し緊張もしてきた。
「琴海様…この後のマスターの所に行かれますか?」
私の資料を手提げ袋にまとめてくれながら、ヤナセは予定を確認してくる。
「あっ!はい…行きます!」
今日の試験結果次第で、バイト先に行くかもしれないことをヤナセには前もって言っておいたから、気にしてくれていたようだけど――――
「では…私もご一緒させて頂いて宜しいでしょうか…」
「えっ!?」
同行されるとは想定外だった。