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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
ドッキン!
不意打ちの笑顔に、思わず胸がピョンと跳ね上がる。
余計に焦り、顔が熱くなって額に汗を掻きそうになってしまった。
「ちょっとワタリ〜!また美味しところ持っていかないでよね〜!」
姉さんはプルプルの唇を突き出してワタリに絡んできたが、当人は眉間に皺を寄せて怪訝な顔になる。
「何も食ってないだろ」
「てかアンタ!その強面で天然ボケ止めてよね〜!あとが困るのよ〜!」
「何で困るんだ?」
「キィィィ〜!もうもう〜ハナブサ一言言ってやってよ〜!」
いつものワタリのマジボケに姉さんもお手上げ状態になってハナブサにバトンタッチしようとしたが
「琴海さん、このパイナップルアイスティー。大変美味でした」
「そ、そうですか…」
「ちょっ!お前なっ!!」
見事に話をスルーしたハナブサに、ホズミも思わずメンズモードに戻った。
そんな三人のやり取りに自然と釘付けになってしまう。
噛み合ってないようで、絶妙な呼吸が不思議でならない。
其々が個性的なのに、四人揃うと更にお互いを際立たせる関係に胸が熱くなる。
あぁ本当にこの人たちは…
信頼し合っている『仲間』なんだ。
不意打ちの笑顔に、思わず胸がピョンと跳ね上がる。
余計に焦り、顔が熱くなって額に汗を掻きそうになってしまった。
「ちょっとワタリ〜!また美味しところ持っていかないでよね〜!」
姉さんはプルプルの唇を突き出してワタリに絡んできたが、当人は眉間に皺を寄せて怪訝な顔になる。
「何も食ってないだろ」
「てかアンタ!その強面で天然ボケ止めてよね〜!あとが困るのよ〜!」
「何で困るんだ?」
「キィィィ〜!もうもう〜ハナブサ一言言ってやってよ〜!」
いつものワタリのマジボケに姉さんもお手上げ状態になってハナブサにバトンタッチしようとしたが
「琴海さん、このパイナップルアイスティー。大変美味でした」
「そ、そうですか…」
「ちょっ!お前なっ!!」
見事に話をスルーしたハナブサに、ホズミも思わずメンズモードに戻った。
そんな三人のやり取りに自然と釘付けになってしまう。
噛み合ってないようで、絶妙な呼吸が不思議でならない。
其々が個性的なのに、四人揃うと更にお互いを際立たせる関係に胸が熱くなる。
あぁ本当にこの人たちは…
信頼し合っている『仲間』なんだ。