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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
まだ大して話してもいないのに言わんがすることを察している。
自分のことのように喜んでくれる店長たちの気持ちに、目頭に熱い物が溢れきた。
「ありがとう…ございます。スクールに通うのに…お店で学ばせて貰ったことがたくさん役に立ちました!」
これからもきっと…ずっと…
今度は生徒のために役立っていくだろう。
「そう言って貰えて嬉しいよ〜。おめでとう〜琴海ちゃん!」
「ふふふ〜じゃぁちょうどパウンドケーキが焼けたから〜お祝いで皆んなで食べましょ〜!」
「えぇっ!そんな午後のお客さん用じゃ!?」
「ううん〜何か今日は皆んなが集まる気がしたのよね〜」
す、凄い…奥さんも千里眼を持っているんだ。
ヤナセの千里眼は、やっぱり店長夫婦直伝なんだろうか?
驚きの余り唖然としていると
「やぁ〜ん!ママさん嬉しいぃ〜!ホズミ感激〜!」
姉さんは組んだ両手を左右に振って喜びだす。
「奥さん…俺も手伝います」
ワタリはぶっきら棒に手伝いを名乗り出て、椅子から立ち上がる。
「あら〜じゃぁワタリくん、手伝って貰えるかしら〜」
「あっ!私も手伝います!」
元は自分のことなのにワタリの手を煩わせるのはいけないと思ってキッチンに付いていこうとしたら
「チビの祝いなんだから、大人しくしてろ」
威嚇するように、高みからギロッと睨まれてしまった。
自分のことのように喜んでくれる店長たちの気持ちに、目頭に熱い物が溢れきた。
「ありがとう…ございます。スクールに通うのに…お店で学ばせて貰ったことがたくさん役に立ちました!」
これからもきっと…ずっと…
今度は生徒のために役立っていくだろう。
「そう言って貰えて嬉しいよ〜。おめでとう〜琴海ちゃん!」
「ふふふ〜じゃぁちょうどパウンドケーキが焼けたから〜お祝いで皆んなで食べましょ〜!」
「えぇっ!そんな午後のお客さん用じゃ!?」
「ううん〜何か今日は皆んなが集まる気がしたのよね〜」
す、凄い…奥さんも千里眼を持っているんだ。
ヤナセの千里眼は、やっぱり店長夫婦直伝なんだろうか?
驚きの余り唖然としていると
「やぁ〜ん!ママさん嬉しいぃ〜!ホズミ感激〜!」
姉さんは組んだ両手を左右に振って喜びだす。
「奥さん…俺も手伝います」
ワタリはぶっきら棒に手伝いを名乗り出て、椅子から立ち上がる。
「あら〜じゃぁワタリくん、手伝って貰えるかしら〜」
「あっ!私も手伝います!」
元は自分のことなのにワタリの手を煩わせるのはいけないと思ってキッチンに付いていこうとしたら
「チビの祝いなんだから、大人しくしてろ」
威嚇するように、高みからギロッと睨まれてしまった。