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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
な、何事っ!?
驚愕して、両手両足を広げて固まってしまう。
その大きな手の主は、長身の身体をくの時にして――――
「マスター…こいつ貰います」
店長夫妻に頭を下げた。
えっ――――今なんて!?
フリーズしたまま視線だけを動かすと、精悍な横顔は真剣に見えた。
「ちょっとワタリ!変な言い回ししないでよ〜!」
「ですね。まるでプロポーズみたいです」
透かさずホズミがフォローしてくれたけど、ハナブサがスパッと切りつけてくる。
「ほうぅ〜そうだね。琴海ちゃんを四人の元へ嫁入りに出す気分だね〜」
「あらやだ、あなた!元々はヤナセくんのとこから内に来て貰ってたのよ〜」
「そっか〜そうだね〜!はははぁ〜!」
流石店長たちは動じることもなく、本気が冗談か分からない会話を阿吽の呼吸で展開していく。
当の本人はそれぞれの反応を特に気にした様子もなく、鷲掴みの頭をグリグリしてくる。
このまま床に埋め込まれそうな気分だ。
「ちょ…ワタリさん!手を〜」
「ん?どうかしたか?」
わぁぁぁ〜!
本気でこの人気にしていないんだ!!
仕方ないから自力でワタリの手を退かそうと、両手を上げると
「ワタリ…琴海様の頭に巣を作る気か…」
ヤナセの手が先にワシの手を掴んで、撤収してくれた。
驚愕して、両手両足を広げて固まってしまう。
その大きな手の主は、長身の身体をくの時にして――――
「マスター…こいつ貰います」
店長夫妻に頭を下げた。
えっ――――今なんて!?
フリーズしたまま視線だけを動かすと、精悍な横顔は真剣に見えた。
「ちょっとワタリ!変な言い回ししないでよ〜!」
「ですね。まるでプロポーズみたいです」
透かさずホズミがフォローしてくれたけど、ハナブサがスパッと切りつけてくる。
「ほうぅ〜そうだね。琴海ちゃんを四人の元へ嫁入りに出す気分だね〜」
「あらやだ、あなた!元々はヤナセくんのとこから内に来て貰ってたのよ〜」
「そっか〜そうだね〜!はははぁ〜!」
流石店長たちは動じることもなく、本気が冗談か分からない会話を阿吽の呼吸で展開していく。
当の本人はそれぞれの反応を特に気にした様子もなく、鷲掴みの頭をグリグリしてくる。
このまま床に埋め込まれそうな気分だ。
「ちょ…ワタリさん!手を〜」
「ん?どうかしたか?」
わぁぁぁ〜!
本気でこの人気にしていないんだ!!
仕方ないから自力でワタリの手を退かそうと、両手を上げると
「ワタリ…琴海様の頭に巣を作る気か…」
ヤナセの手が先にワシの手を掴んで、撤収してくれた。