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ラブカルチャースクール 2
第9章 M Lesson 3回目
でもまだ、課題の『岩清水』より良いかもしれない。

グイッと一気に紅茶を飲み込み

「分かりました!行きましょう!マサキさん!!」

気合いを入れて、レッスン室に向かおうとすると

「琴海さん…若しかして本気でマスターを目指しているのかい?」

「え…マサキさん…」

振り向くと、心配そうな表情を見せていた。

スタンダードの時も、マスターコースの事を聞いた時、マサキは余り良い顔をしていなかった。

更に…

「旦那さんと…余り上手くいってないのかな?」

ドックン…
鼓動が強く…響く…。

やっぱり…気付くわよね。

「すみません…スタンダードで凄い励まして貰ったのに…」

口を結び、腿の辺りで手で拳を作る。

「いや…ごめんね…変な事を聞いてしまって…琴海さんも知っているだろうけど、最近入校が増えてたものだから少し複雑だったものでね」

マサキは少し目を伏せ…自嘲的に微笑んだ。



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