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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
えへへ…
これから楽しくなりそうだな。
ジュリのキャラに釣られてか、口元に自然と笑みが浮かぶ。
私の横に座ったジュリは鏡を出して化粧崩れしていないか入念にチェックしながら額の汗を拭き取り、パタパタと手で顔を扇ぐ。
「はぁ〜あ。遅刻しちゃうと思って走ったのに結構余裕だったわね〜」
「初日から遅刻は出来ないもんね」
「本当よ〜!メイクに時間掛け過ぎたわ!」
そう言ったジュリのメイクは確かに気合を感じたけど、顔立ちが整っているから薄化粧でも充分だと思えた。
やっぱりホズミ姉さんみたい…。
ホズミもイケメンなのに、女子並みに美容に気を使っているのが面白い。
ジュリと話が合いそうな気がした。
二人で会話を交わしていると予定時間五分前にして、カツカツと複数の靴音が聞こえてきた。
来たっ!
あと二人の『仲間』登場に再び緊張感が身体に走る。
さっきまで散々喋っていたジュリも一瞬口を噤む。
カチャ――――
静かにドアが開かれて現れた同期たち。
「おはようございます」
挨拶をしてきた女性は170センチはありそうな長身に、耳が見えるくらいのショートカットでスポーティに見える。
「失礼致します」
淡々と真面目な口調の女性は髪をハーフアップでまとめ、眼鏡を掛けていて凄く知的な雰囲気を醸しだしていた。
これから楽しくなりそうだな。
ジュリのキャラに釣られてか、口元に自然と笑みが浮かぶ。
私の横に座ったジュリは鏡を出して化粧崩れしていないか入念にチェックしながら額の汗を拭き取り、パタパタと手で顔を扇ぐ。
「はぁ〜あ。遅刻しちゃうと思って走ったのに結構余裕だったわね〜」
「初日から遅刻は出来ないもんね」
「本当よ〜!メイクに時間掛け過ぎたわ!」
そう言ったジュリのメイクは確かに気合を感じたけど、顔立ちが整っているから薄化粧でも充分だと思えた。
やっぱりホズミ姉さんみたい…。
ホズミもイケメンなのに、女子並みに美容に気を使っているのが面白い。
ジュリと話が合いそうな気がした。
二人で会話を交わしていると予定時間五分前にして、カツカツと複数の靴音が聞こえてきた。
来たっ!
あと二人の『仲間』登場に再び緊張感が身体に走る。
さっきまで散々喋っていたジュリも一瞬口を噤む。
カチャ――――
静かにドアが開かれて現れた同期たち。
「おはようございます」
挨拶をしてきた女性は170センチはありそうな長身に、耳が見えるくらいのショートカットでスポーティに見える。
「失礼致します」
淡々と真面目な口調の女性は髪をハーフアップでまとめ、眼鏡を掛けていて凄く知的な雰囲気を醸しだしていた。