この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
突き出すように胸を張っていたジュリは、形の良い唇を噛んだ。
少し間を空けて同じく思いを語りだす。
「それと…まぁわたしも色々あって、ここに通い出して…それで色々と頑張ってみたくなった感じでっす!宜しく〜!」
最後はジュリ節で締め括ったが、途中テンションが下がったように思えた。
こんな明るく振舞っているジュリだけど、ラブカルに通って講師まで目指すほど深い理由は何かあったに違いない訳で…
そんなこともいつか話せるようになれるかな…。
自己紹介を終えたジュリに、私も心から拍手を送る。
自信満々そうに見えるジュリが、ちょっと照れ臭そうな表情を見せたのが可愛かった。
「では次は…どちらからされますか?」
クール組が、同時に手を上げようとしたが
「どうぞお先に」
「では…お言葉に甘えて」
長身女子が先行を譲ると、知的女子が席から立ち上がる。
照明が眼鏡のレンズに反射してるせいか、表情が読めない。
背筋を伸ばした姿勢から顎を少し上げて見下ろされると、何だか威嚇されている感覚になる。
ゴクリ――――
こ、怖い…かも。
思わず生唾を飲み込んでしまう。
知的女子は揃えた指先で眼鏡を軽く押さえ、静かに口を開き自己紹介を始めた。
少し間を空けて同じく思いを語りだす。
「それと…まぁわたしも色々あって、ここに通い出して…それで色々と頑張ってみたくなった感じでっす!宜しく〜!」
最後はジュリ節で締め括ったが、途中テンションが下がったように思えた。
こんな明るく振舞っているジュリだけど、ラブカルに通って講師まで目指すほど深い理由は何かあったに違いない訳で…
そんなこともいつか話せるようになれるかな…。
自己紹介を終えたジュリに、私も心から拍手を送る。
自信満々そうに見えるジュリが、ちょっと照れ臭そうな表情を見せたのが可愛かった。
「では次は…どちらからされますか?」
クール組が、同時に手を上げようとしたが
「どうぞお先に」
「では…お言葉に甘えて」
長身女子が先行を譲ると、知的女子が席から立ち上がる。
照明が眼鏡のレンズに反射してるせいか、表情が読めない。
背筋を伸ばした姿勢から顎を少し上げて見下ろされると、何だか威嚇されている感覚になる。
ゴクリ――――
こ、怖い…かも。
思わず生唾を飲み込んでしまう。
知的女子は揃えた指先で眼鏡を軽く押さえ、静かに口を開き自己紹介を始めた。