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ラブカルチャースクール 2
第44章 Lesson 仲間
キ〜ンコ〜ン!カ〜ンコ〜ン!
お昼を知らせる鐘が、教室に鳴り響く。
心なしか四人とも肩の力が抜けて、安堵の溜め息が溢れる。
「お疲れ様でした…慣れないことで気が張ってしまったでしょう。これからお昼休みに入ります」
途中で数分の休憩はあったものの殆ど立ちっぱなしだったヤナセは、特に疲れた様子も見せずに爽やかに微笑んだ。
流石カリスマ講師です。
「では…上の食堂で昼食を取りたいと思います。皆さん…先ほど支給したIDカードを持参して下さい」
『IDカード』には、自分の顔写真も入っていて、本当にラブカル講師なったんだとそれだけでくすぐったく思える。
「食堂かぁ!メニューしょぼくないよね」
腕を天井に向けて伸びをしながら、ジュリがボヤく。
「えぇ…メニューは多数取り揃えておりますので…ご期待下さい」
ヤナセはジュリの呟きにも、ニッコリと答えたが…
えっ!?
ジュリは、ラブカルレストラン行ったことないの??
「それは楽しみですね」
「栄養バランスも良さそう…」
カレンもサナも食堂に期待を寄せている。
どうやら今まで行った事があるのは私だけのようだ。
慌ててヤナセの方を見ると、片目を瞑って微笑まれた。
「…っ!!」
これはどうやら、二人だけの秘密かもしれない。
お昼を知らせる鐘が、教室に鳴り響く。
心なしか四人とも肩の力が抜けて、安堵の溜め息が溢れる。
「お疲れ様でした…慣れないことで気が張ってしまったでしょう。これからお昼休みに入ります」
途中で数分の休憩はあったものの殆ど立ちっぱなしだったヤナセは、特に疲れた様子も見せずに爽やかに微笑んだ。
流石カリスマ講師です。
「では…上の食堂で昼食を取りたいと思います。皆さん…先ほど支給したIDカードを持参して下さい」
『IDカード』には、自分の顔写真も入っていて、本当にラブカル講師なったんだとそれだけでくすぐったく思える。
「食堂かぁ!メニューしょぼくないよね」
腕を天井に向けて伸びをしながら、ジュリがボヤく。
「えぇ…メニューは多数取り揃えておりますので…ご期待下さい」
ヤナセはジュリの呟きにも、ニッコリと答えたが…
えっ!?
ジュリは、ラブカルレストラン行ったことないの??
「それは楽しみですね」
「栄養バランスも良さそう…」
カレンもサナも食堂に期待を寄せている。
どうやら今まで行った事があるのは私だけのようだ。
慌ててヤナセの方を見ると、片目を瞑って微笑まれた。
「…っ!!」
これはどうやら、二人だけの秘密かもしれない。