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ラブカルチャースクール 2
第45章 エピローグ
「コトミ〜遅っそ〜い!」
教室に戻ると、開口一番にジュリに突っ込まれる。
「えっでも、ギリギリセーフだよね?」
「ラブカル講師たる者、早めの行動をしなきゃダメじゃ〜ん」
冗談ぽく言ってきたジュリは笑っていたけど、初日に駆け込んできたくらいだから案外時間を守るタイプなのかもしれない。
カレンとサナはレッスンのテキストを確認していた。
私も教材を机に出して、気持ち髪の毛を整える。
「な〜になに!コトミ気合い入ってんじゃぁ〜ん!」
化粧直しバッチリしているジュリが、色っぽく微笑みかけてきた。
「お茶のレッスンは楽しみだけど、別に気合い入れてないよ〜」
とは言ったものの…
化粧直しくらいはしたかったかも。
ちょっと凹と――――
キ〜ンコ〜ン!カ〜ンコ〜ン!
レッスン開始の鐘がなった。
まだ教養的なレッスンとはいえ、講師として初めての授業に緊張と期待が高まる。
初めての講師の人かな…
セルジュじゃないことを祈りたい。
四人とも一言も発せず黙って、ドアの方に視線を向けると
ガチャ――――
ドアが静かに開かれた。
あ…ウソ…。
担当講師が現れた瞬間、胸が熱くなって視界が霞む。
教室に戻ると、開口一番にジュリに突っ込まれる。
「えっでも、ギリギリセーフだよね?」
「ラブカル講師たる者、早めの行動をしなきゃダメじゃ〜ん」
冗談ぽく言ってきたジュリは笑っていたけど、初日に駆け込んできたくらいだから案外時間を守るタイプなのかもしれない。
カレンとサナはレッスンのテキストを確認していた。
私も教材を机に出して、気持ち髪の毛を整える。
「な〜になに!コトミ気合い入ってんじゃぁ〜ん!」
化粧直しバッチリしているジュリが、色っぽく微笑みかけてきた。
「お茶のレッスンは楽しみだけど、別に気合い入れてないよ〜」
とは言ったものの…
化粧直しくらいはしたかったかも。
ちょっと凹と――――
キ〜ンコ〜ン!カ〜ンコ〜ン!
レッスン開始の鐘がなった。
まだ教養的なレッスンとはいえ、講師として初めての授業に緊張と期待が高まる。
初めての講師の人かな…
セルジュじゃないことを祈りたい。
四人とも一言も発せず黙って、ドアの方に視線を向けると
ガチャ――――
ドアが静かに開かれた。
あ…ウソ…。
担当講師が現れた瞬間、胸が熱くなって視界が霞む。