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ラブカルチャースクール 2
第9章 M Lesson 3回目
「琴海さん…準備、出来た?」

ローブ姿のマサキは、色気が倍増しに感じる。

ブランデーグラスとか持たせたら、バッチリ絵になるなぁ。

「お待たせしました…宜しくお願いします」

「はは…宜しく…」

「あ…」

近寄った私の頬を大きい手で包み込み、額にそっと唇をおとす。

いきなり組み体操のワタリとは違って、ムーディだ。

「温かい…マサキさんの手…ホッとします…」

さっきの胸の中といい…正に包容されていく。

「そうかい…」
 
甘く響くバリトンボイスが…更に心地良さを引き出してくれ…

瞼を閉じて…酔いしれる…。

「琴海さん…   しばらくそのまま…身を任せて…」

「はい…」

ゆっくりと柔らかい感触が瞼や鼻先…頬にとなぞられていき…

揺ら揺らと…波に浮かんでる気分になっていく…。  


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