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ラブカルチャースクール 2
第3章 マスターコース
ヤナセに出迎えて貰えると、安心感が倍増しする。

「はい!今日からまた宜しくお願いします。あの…受付担当って…」

ニッコリ笑ってヤナセは

「琴海様のマスターコースの受付担当は…また私が受持つ事になりました。引き続き宜しくお願いします」

再度、深々とお辞儀をした。

「あっ!こちらこそ!宜しくお願いします!」

V字並みに、思いっきり頭を下げると

「クスクス…では、こちらへどうぞ…」

長い指を揃え入り口へと誘う。

ドッキン!

いよいよ…今日から始まるんだ。

ヤナセが受付なことで一気に安堵感が湧いたが、やはりスペシャリストを生むだけあって、そんなに甘くはないのが

『マスターコース』――――

だと思い知るとも知らず…。


浮き足だって、ヤナセの後を付いて行った。


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