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ラブカルチャースクール 2
第9章 M Lesson 3回目
支度をしてドアの隙間から控え室を覗くと、マサキがお茶を淹れてくれていた。

「あ…琴海さん、もう大丈夫かい?」

ティーポットを持って振り向くマサキ…
喫茶店のマスターとか、良いかも!

「はい…有難うございました…」 

「落ち着いたならいいけど…無理そうならタクシー頼むから」

出た!
ラブカルタクシー!

「そこまでフラフラしてませんから!お気遣いなく!」

必死に断る私に

「無料だから、遠慮しなくて大丈夫だよ」

更に気を使ってくれる。

ここは正直に…

「タクシーなんて…緊張しちゃって…」

足腰フラフラするから、タクシーなんて…

ちょっと恥ずかしいです…。

マサキは眉間に少し皺を寄せ、心配そうな表情をして

「色々…無理しないようにね…」

何か悟った様に、それ以上は触れてこなかった…。


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