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ラブカルチャースクール 2
第10章 Lesson 四天王

店長は珈琲豆を保存した瓶を出して
「ヤナセくんはブルーマウンテン、ハナブサくんはグァテマラなんだよ…」
「グァ…テマラ?」
なんか不思議な名前が出てきた…ハナブサらしいけど…。
店長は、常連客の好みを全部把握しているんだろう…
このお店に常連さんが来るのは、味だけではなくって…店長の人柄かもしれない…。
「じゃあ琴海ちゃん、豆を挽くからね〜」
「あっはいっ!」
普段余りオーダーに出ない種類だから、豆挽きから始まるようだ。
店内の様子を伺うと、お客は四人をおかずに会話に花を咲かせていたから、慌ただしくもなかった。
店長は豆の挽き方からドリップまで、丁寧に教えてくれる
「最初少し豆を蒸らすと味が出易くなるんだよ…」
珈琲をたまに飲む時は、インスタントを使ってたけど、豆からちゃんと淹れるのはフィルターの紙を濡らしておいたりと、手間暇が掛かるんだと知った。
蒸らして膨らんだ豆にのの字を書く様に、少しずつお湯を注いでいく…。
紅茶より大変だけど、この行程は…なんかちょっと楽しい。
「ヤナセくんはブルーマウンテン、ハナブサくんはグァテマラなんだよ…」
「グァ…テマラ?」
なんか不思議な名前が出てきた…ハナブサらしいけど…。
店長は、常連客の好みを全部把握しているんだろう…
このお店に常連さんが来るのは、味だけではなくって…店長の人柄かもしれない…。
「じゃあ琴海ちゃん、豆を挽くからね〜」
「あっはいっ!」
普段余りオーダーに出ない種類だから、豆挽きから始まるようだ。
店内の様子を伺うと、お客は四人をおかずに会話に花を咲かせていたから、慌ただしくもなかった。
店長は豆の挽き方からドリップまで、丁寧に教えてくれる
「最初少し豆を蒸らすと味が出易くなるんだよ…」
珈琲をたまに飲む時は、インスタントを使ってたけど、豆からちゃんと淹れるのはフィルターの紙を濡らしておいたりと、手間暇が掛かるんだと知った。
蒸らして膨らんだ豆にのの字を書く様に、少しずつお湯を注いでいく…。
紅茶より大変だけど、この行程は…なんかちょっと楽しい。

