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第10章 Lesson 四天王

オーダーを繰り返して確認する。

「承りました…お待ち下さい…」

更に他のテーブルからも

「あの〜すみませ〜ん！」

きゃぁぁぁぁ！
まただ！！

「は…いぃぃ…」

「私たちも…同じものを…」

やっぱり！
それに、さっきワッフル食べたのに…

「ナポリタンも頼もうかな〜」

「アールグレイと…ナポリタンですね…」

どどどどど…どうしよう！！

その上…

カラン…コロン…

「今、席空いてますかぁ！？」

女性客が数人、入って来た。

「いらっしゃい…ませぇ〜」

「おやおや〜たまにあるんだよね〜」

「店長…どうしたら…」

「取り敢えずお客様にお水出してあげて〜オーダー入ってるのを教えてくれるかな」

「はい…」

初めての状況に、パニックになり掛けると…

ザワザワザワザワ…

ざわめきと共に

「琴海様…お手伝い…致しましょうか？」

ヤナセが助っ人を申し出に、背後に立っていた。