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第10章 Lesson 四天王

まぁ…気のせいか…。

また載せて貰ったチキンライスをくるみ
、これでひと段落…と思った途端…

「きゃぁ！有難うございます！」
「どこのお国のご出身でございますか！？」
「ご趣味は！！」

黄色い声が飛び交っている……

やっぱ…ヤナセだったんだ…。

『オッケー』なんて初めて聞いたわ…。

生徒さんや他の人の前では、いつも敬語のヤナセも、仲間の前では気さくに話すんだ…。

ちょっと人間ぽい所が垣間見れて、レアな感じがした。

「はい！ラストです！」

ラストのオムライスをお皿に載せ様とすると

「貸せ！」

「きゃぁっ！」

フライパンを横取りされ、宙を舞う様にオムライスが…

ポフンッ！

お皿に着地した。

「後はやるから、チビは奥さんのデザート手伝え！」

「はい！分かりました！」

条件反射で言われた通り、勝手に身体が動く。