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ラブカルチャースクール 2
第11章 M Lesson 4回目
毎回、色んな味を楽しませてくれるのもヤナセの気遣いなんだろうな。

真似は出来ないから、せめて見習っていきたい。

お茶を味わっていると、ヤナセはパソコンを確認しつつ

「琴海様…先日のレポート良く書けていたそうですよ…ハナブサや上の者共々、好評でした」

「そ、そうですか!?」

「えぇ…一番評価されたのは…とても前向きな意欲が感じられるところでした…」

綺麗な指でマウスを操作しながら、優しく笑いかけてくれた。

お風呂でしたお間抜けな実験も評価されたと思うと、何だか凄い嬉しくなった。

「有難うございます!」

「クスクス…」

ヤナセが口元に手を当てて笑い出す。

「ヤナセ…さん?」

「あぁ…失礼致しました…思えば琴海様は最初の電話から意欲があったと思いまして…」

「最初の電話から…」

あ…そう言えば…
最初の確認の電話から、笑われてしまっていた。

今となっては、懐かしさまで覚える…。


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